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メガドライブが南米やヨーロッパで携帯ゲーム機に独自進化した「メガドライブハンドヘルド」


1988年にセガから発売された名機「メガドライブ」。家庭用ゲーム機として初めて16ビットCPUを搭載し、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」や「餓狼伝説」「ぷよぷよ」などの名作をリリースしたこのハードが、実は南米やヨーロッパで生き残り、独自の進化を遂げていたようです。

Tectoy社BLAZE EuropeAtgamesの3社が、セガから正式に許諾を得て「メガドライブハンドヘルド」というソフト内蔵型の携帯ゲーム機を発売しているとのこと。BLAZEからは今年に入ってからも「ベアナックル」などの過去の名作を追加した限定モデルが発売されています。

メガドライブハンドヘルドの詳細は以下から。Sega Megadrive Handheld - Streets of Rage special edition - SEGA - BLAZE

SEGA Mega Drive Handheld at Firebox.com

これが「メガドライブハンドヘルド」の本体。メガドライブ同様、ABCの3ボタンの上にスタートボタンを配置。液晶ディスプレイで、ソフトは内蔵型。単三電池が別途必要だそうです。


実際に動かしているムービーがありました。

YouTube - Sega Megadrive Handheld - www.T3.com


このように外部出力を利用して、テレビにゲーム画面を映してプレイすることも可能。


80年代に登場したハードとしてはメガドライブが極めて優秀だったことが改めて感じられます。ちなみに88年当時、同時期に発売された作品は「スーパーマリオブラザーズ3」など。


内蔵されているタイトルは20種類。「獣王記」は1988年発売のスクロールアクション。特定の敵を倒すと出現する「スピリットボール」を3個取ると、主人公が獣人に姿を変えてド派手なアクションを繰り広げます。


「エイリアンストーム」はスクロールアクションと3Dガンシューティングがステージ毎に入れ替わる特殊なスタイルで、2人同時プレイ可能。1991年発売。


「アローフラッシュ」は、戦闘機型とロボット型に変形しながらステージを攻略していくシューティングゲーム。赤石沢貴士氏のイラストが時代を感じさせます。1990年発売。


「コラムス」は1990年に発売された、いわゆる落ち物系ゲーム。縦一列3個1組で落ちてくる宝石の位置を方向レバーで操作しつつ、各ボタンで上下の順番を並べ変え、タテ、ヨコ、ナナメに同じ宝石を3個並べると消えるというシステムを採用。これにより次々と宝石が消えていく「連鎖」という現象が生み出され、「ぷよぷよ」など以降のパズルゲームに多大な影響を与えた名作です。


「ゴールデンアックス」は1989年発売のアーケード用アクションゲームで、同年にメガドライブへ移植。ファンタジー風の世界を舞台に、剣と魔法で敵をなぎ倒してゆくスクロールアクションです。続編も多く、2008年には「ゴールデンアックス ビースト ライダー」がXbox 360とPS3で発売(日本未発売)。


「シャドーダンサー」は1989年にアーケードで稼働開始し、翌90年にメガドライブへ移植されました。前作である「忍 -SHINOBI-」のシステムを踏襲した横スクロールのアクションゲームで、パートナーの忍犬を操って敵の動きを封じるシステムが印象的。


「ジュエルマスター」は1991年発売のスクロールアクション。敵を倒して指輪を集めると、指輪の宝石に応じた魔法が使えるようになり、これを駆使してステージを攻略していきます。


「カメレオンキッド」は1992年に発売されたアクションゲームで、ステージに落ちているヘルメットを取ると、主人公のカメレオンキッドがヘルメットに応じた姿に変身して、能力が変化するというシステム。ステージ分岐が存在し、全103ステージという内容の豊富さが魅力。


「クラックダウン」は1990年に発売された2人同時プレイ可能なアクションゲーム。迷路のようなマップで敵を倒しながら進み、特定の地点に爆弾を設置して回るという一風変わったシステム。武器の弾数が限られており、ただ敵を倒すだけでなく、周囲の地形を利用してうまくやり過ごす必要があるというのも特徴的です。


「ソニック&ナックルズ」は1994年発売のアクションゲームで、セガの看板タイトルであるソニックシリーズ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ3」の後編にあたる作品。この作品から主人公ソニックのほかに壁上りや滑空が可能なナックルズを自キャラとして選択できるようになりました。なおこの作品では、他のソニックシリーズのカートリッジを装着することでスペシャルステージが遊べるようになるロックオンシステムが搭載されていましたが、メガドライブハンドヘルド版でも可能かどうかは不明です。


今年発売された限定版では、「ベア・ナックル 怒りの鉄拳」および「ベアナックル3」が追加されています。ベアナックルは「ファイナルファイト」タイプの横スクロールアクションゲーム。前述の「ゴールデンアックス」のシステムを引き継いだ作品で、1991年に発売されました。ベアナックル3は1994年に発売された続編で、下の画面はベアナックル3のもの。


さらに限定版では「バーチャファイター2」もラインナップに加わっています。「バーチャファイター2」は北米版メガドライブ「Genesis」用のソフトが1996年にリリースされており、今回収録されるものもこのGenesis版と思われます。


この他にも「Dr.エッグマンのミーンビーンマシーン」「エコーザドルフィン」「エコーJr.」「まじかるハットのぶっとびターボ大冒険」「ESWAT」「フリッキー」「ゲイングランド」「SHINOBI 3」「ソニック・スピンボール」が搭載されています。

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in ハードウェア,   ゲーム, Posted by darkhorse_log