Windowsタブレット「ICONIA TAB W500」ムービーレビュー、HD画質のYouTubeも視聴可能に

先ほどお届けしたフォトレビューに続いて、Acerが本日発表したWindows採用のタブレット端末「ICONIA TAB W500」のムービーレビューをお届けします。
AMDの1GHz駆動のデュアルコアプロセッサとグラフィックチップ「Radeon HD 6250」を組み合わせた「C-50」と呼ばれるプロセッサを採用することで、従来のネットブックでは厳しかった、HD動画の再生などもサポートしています。
詳細は以下から。
まずはAcer独自のインターフェース「Acer Ring」を利用して、ブラウザを呼び出してみたところ。画面を5本指でタッチするとリングが呼び出されるという仕組みを採用しています。
YouTube - 「ICONIA TAB W500」の「Acer Ring」を使ってみた
ビデオチャットなどに利用する130万画素WEBカメラの追従性はこんな感じ。カメラを動かしてみたところ適度に追従しており、「ガクガクで使えない」といったことは無さそう。
YouTube - Windowsタブレット「ICONIA TAB W500」のWEBカメラ機能
ブラウザでGIGAZINEを表示してみたところ。Flashコンテンツの表示もサポートしています。
YouTube - 「ICONIA TAB W500」でブラウジング
720pのHD画質版YouTubeを視聴してみたところ。
YouTube - HD画質のYouTubeを「ICONIA TAB W500」で視聴してみた
軽く触ってみた感想ですが、CPUの処理能力自体があまりパワフルでない感は否めないものの、内蔵されているグラフィックチップ「Radeon HD 6250」の処理能力はなかなか高く、NVIDIAのIONプラットフォームを採用することで、Atomプロセッサを搭載していながらも高いグラフィック性能を実現していた「AspireRevo」を思い起こさせるモデルとなっていました。
AppleのiPadやAndroidタブレットの数々もデュアルコアの「A5」プロセッサやNVIDIAのTegra 2プロセッサなどを採用することで、高いスペックを備えていることを考えると、「ICONIA TAB W500」が必ずしもスペック的に抜きん出ているわけではありませんが、何よりも大きなアドバンテージが「既存のWindows向けソフトやハードウェアが利用できる」という点。
いつも使っているソフトウェアを使えるだけでなく、通常のWindowsパソコン同様に、USBポートを利用すればスマートフォンや音楽プレーヤーなどを接続してデータのやり取りができることなどを考えると、なかなか悪くない端末なのではないでしょうか。
Acerの公式ページは以下から。
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