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東北地方太平洋沖地震における震源地がプレート付近で発生していることがわかりやすくまとまったムービー


3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震から今日で1週間がたちましたが、この一週間に起こった地震の震源地を順番にまとめたムービーが公開されました。

50秒ほどの間に次々と移り変わる震源地の様子を見ていると、主に北米プレートを中心に地震が発生しているのがわかります。


震源地の推移は以下から。YouTube - 【東日本大地震】一週間の震源地の推移 /Earthquake in Japan 2011.03.10-03.17

3月11日15時01分の気象庁の発表によると、震度7クラスの地震が北米プレートで発生しました。なお、黄色の線は北米プレートユーラシアプレートフィリピン海プレート太平洋プレートの境界を表しています。また、南側にある赤い線は中央構造線です。


3月11日20時22分の発表では、震度3ほどの地震がプレート同士の境界線に近い場所で起きています。


3月12日4時35分の発表です。北米プレートとユーラシアプレートの境界付近のいわゆるフォッサマグナで震度4の地震が発生。


気象庁による3月15日22時40分の発表では、中央構造線と北米プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの交わる辺りで震度6クラスの地震が起きました。この場所もフォッサマグナに相当します。


3月17日21時39分の発表ではプレート同士の境界付近で震度3ほどの地震が発生しています。


こうして震源地の推移を見ると「東北地方太平洋沖地震」とその余震、ないし誘発地震が北米プレートとその周辺プレートの境界付近やフォッサマグナの辺りで発生していることがわかります。この近辺では今後も強い余震の発生があることが考えられるので、近隣に住んでいる人は地震に備えておいた方がよいかもしれません。

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in 動画, Posted by darkhorse_log

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