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Googleマップで被災地域の道路の通行状況が分かる「自動車・通行実績情報マップ」


GoogleがHondaとパイオニアが作成したデータを元に、東北地方太平洋沖地震で被害の大きかった地域の道路の利用状況をインターネット上で確認することのできる「自動車・通行実績情報マップ」を公開しています。

被災地域内での移動や救援・支援活動に向かう際の参考となる情報を提供することが目的のサービスで、前日の0時~24時に車両が通った道路は青色、そうでない道路は灰色で表示されるので、走行可能と思われるルートを確認しやすくなっています。


サービスの内容は以下から。Hondaの交通情報サービス「internavi」と、パイオニアの提供している道路情報提供サービス「スマートループ」を利用し、作成した通行実績情報を利用して、Googleマップ上に前日の0時~24時の間に車両が通った道路を青色で表示する「自動車・通行実績情報マップ」が公開されました。

東日本巨大地震 - 自動車・通行実績情報マップ



これは3月15日(火)11:16現在の福島県郡山市~いわき市周辺をアップにしたもの。2つの市の間は複数本の道路が走っているものの、実際に通行実績があったのはその中の一部であることが分かります。


青色で表示されている通行実績がある道路であっても、現在通行できることを保証するものではなく、実際の道路状況はこのマップと異なる場合があるので注意が必要。また、マップ上では走行可能に見えても、現地では緊急交通路に指定されるなど一般の通行が規制されている可能性もあるため、事前に、国土交通省、警察、東日本高速道路株式会社といった各機関の情報を確認した上で利用してください。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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