「東北地方太平洋沖地震」はマグニチュード8.8で国内最大規模の地震と気象庁発表
3月11日14時46分ごろに宮城県三陸沖を震源として発生した地震「東北地方太平洋沖地震」は当初マグニチュード7.9、その後修正されてM8.4だと発表されていましたが、さらに修正されてM8.8だったと発表しました。
これは明治の観測開始以来最大規模だったとのこと。
詳細は以下から。
※M9.0にさらに修正されたので別記事でその旨を追加しました。
地震情報(地震の活動状況等に関する情報) 平成23年3月11日16時30分 気象庁発表
東北地方太平洋沖地震はM8・8、国内最大規模 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
公式サイトでは16時30分段階の発表でマグニチュード8.4(暫定値)となっていますが、NHKや新聞各社報道によると、気象庁は今回の東北地方太平洋沖地震のマグニチュードが8.8だったと発表したとの事です。
これは、明治に地震観測を初めて以来、国内最大規模のもの。
以下にマグニチュード8.8であるむねのリリースが発表されました。
地震情報(顕著な地震の震源要素更新のお知らせ)
平成23年 3月11日17時42分 気象庁発表
なお、アメリカ地質調査所の報告を受けて、当初はM8.4、M8.8、M8.9など揺れていた世界各地の報道機関による地震規模の情報はM8.9ということに統一されてきているようです。
Magnitude 8.9 - NEAR THE EAST COAST OF HONSHU, JAPAN
当初はM8.8と報道していたBBCでもM8.9に更新されています。
BBC News - Tsunami hits north-eastern Japan after massive quake
ロイターは「M8.9、140年ぶりの大地震」と報道。
CHRONOLOGY - Recent major earthquakes to hit Japan | Reuters
Massive 8.9 quake, tsunamis hit Japan - CNN.com
地震では東北地方各地が甚大な被害を受けているほか広い範囲で揺れを観測。時事通信によると、東京タワーもこの地震の影響で曲がってしまったそうです。
時事ドットコム:東北地方太平洋沖地震 写真特集
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