ひつまぶしの牛肉バージョン、すき家の「牛まぶし」試食レビュー

本日2月1日(火)から、すき家の新メニュー「牛まぶし」が販売開始されたので、さっそく行って食べてきました。
名古屋名物「ひつまぶし」の具をウナギから牛肉にしたようなメニューで、熱いだしと薬味がセットにされています。まず牛丼を食べてから残りをだし茶漬けにして食べるという、さまざまな牛丼のトッピングを取りそろえているすき家のメニューの中でもかなりの変わり種ですが、いったいどんな味わいになっているのでしょうか。
「牛まぶし」食べてみた感想は以下から。【新発売】1杯で2度おいしい☆牛まぶし・並480円☆2月1日(火)~新発売!
すき家に到着。店の前には今日発売の「牛まぶし」のポスターやのぼりがずらり。

1杯で2度おいしい食べ物であることを加藤浩次がアピールしています。

「牛あいがけカレー」のとなりに「牛まぶし」が並んでいるのはちょっと不思議な感じ。さまざまな牛丼のトッピングを取りそろえているすき家のメニューの中でもかなりの変化球です。

席に着くと、「牛まぶし」はメニューを開くまでもなく表紙に大きく載っていました。

メニューを開いて1ページ目はまるごと「牛まぶし」のことが掲載されています。普通の牛丼とはずいぶん器や盛り方が異なります。値段は並が480円で、それより少ないミニが430円、肉1.5倍と大盛りが580円、特盛りが680円、メガが810円(すべて税込)

「牛まぶしのおいしい食べ方」が説明されています。名古屋名物「ひつまぶし」のウナギを牛丼の具に置き換えたような感じで、まずはそのまま食べて、残りはわさびと粒さんしょうを乗せてだしをかけて食べるそうです。

卓上にはられたシールにも「牛まぶし」とその食べ方が書かれていました。これだけ食べ方を説明していれば間違えることはなさそうです。

そうこうしている内に、「牛まぶし」(並)が運ばれてきました。

丼ではなく、大きなおわんのような器にごはんと牛丼の具が乗せられています。この器はまぐろたたき丼に使われているのと同じ物のようです。

薬味の入った小皿。メニュー写真ではわさびは皿に絞られていますが、提供されたのはパック入りの物。粒さんしょうの姿が見えず最初少し焦ったのですが、ただネギの下に埋もれているだけでした。

そしてこれが最も目をひく、だしの入った器。そば屋でそば湯を入れている器にも似ていますが、それがすき家で出されるというのはなかなか新鮮。

中のだしは熱々です。

ピリッと唐辛子系の辛みの効いたお新香。いいはし休めになりそうです。

まずはそのまま食べます。この段階ではいつものすき家の牛丼の味を楽しみます。

ノーマルの牛丼を味わったら、いよいよ「牛まぶし」の真骨頂であるだしをかけた食べ方を試してみようと思います。まずは薬味をすべて乗せてみました。

ネギの陰に隠れていましたが、粒さんしょうはかなりたっぷりトッピングできます。ひつまぶしに添えられる薬味にさんしょうとわさびが同時に登場することはあまりないので、ちょっと不思議な感じです。

だしを器に注ぎます。

「牛まぶし」第2形態、これで完成です。

牛丼をお茶づけにするという時点でちょっとだけ不安があったのですが、薄めのだしと甘辛い牛丼の具の相性はなかなか。だしが熱々なので、ぬるくて微妙な食感にならないのもいいところ。牛肉の脂を薬味、特に粒さんしょうのピリリとした刺激が中和してくれて、非常にさっぱりと食べられます。

ただ、粒さんしょうがその威力を発揮するのは牛肉と一緒に食べた時で、ご飯と一緒に食べるとやや刺激が強すぎるように感じました。また、だしはかなり薄いので、牛丼の具と一緒に食べるのでなければちょっと物足りなく感じてしまうかも。お茶づけという食べ方のさっぱりしたイメージとは裏腹に肉がほしくなるメニューだったので、並ではなく肉1.5倍で食べた方がより楽しめるのかもしれません。

完食。ごちそうさまでした。

牛丼のかなり意外な食べ方を提案しているメニューですが、さっぱりとしていながらもそこは牛丼、食べ応えも十分。牛丼はトッピングの変更含めあらかた味わい尽くしたという人でも楽しめる新感覚のメニューとなっているので、一度試してみてもいいかもしれません。
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