高性能2Dテレビとしても使える大画面3D対応テレビが実質価格10万円を割り込む、メガネは別売り


今年4月にパナソニックが世界で初めて発売に踏み切ったものの、いまだに本格的な普及には至っていない感のある3Dテレビですが、実質価格が10万円を割り込んでいることが明らかになりました。

あくまで3Dコンテンツを楽しむには別途3Dメガネなどを購入する必要があるモデルですが、4倍速表示に対応するなど、高い機能を備えているため、「今は2Dコンテンツをハイクオリティに楽しんで、今後3Dコンテンツが本格普及した時に3Dメガネを買い足す」といった使い方も可能です。

詳細は以下から。
価格.com - SONY 3D BRAVIA KDL-40HX800 [40インチ] 価格比較

大手価格情報サイト「価格.com」によると、2010年12月28日23:00現在、ソニーの40インチモデル3D対応テレビ「3D BRAVIA KDL-40HX800」が10万6751円で販売されています。なお、購入にあたってはエコポイント1万1000点が付与されるため、実質価格は10万円を割り込むことになります。

直近3ヶ月の価格変動履歴。エコポイント削減にともなう需要殺到で11月に値上がりしたものの、現在は落ち着いています。


「3D BRAVIA KDL-40HX800」は3D映像を利用するために別売の「3Dシンクロトランスミッター」と「3Dメガネ」が必要なモデルですが、高画質と省エネを実現するLEDバックライトや4倍速表示が可能な「モーションフロープロ240Hz」などを備えており、「高性能な2Dテレビ」としても利用可能。

「今すぐテレビが欲しいけれども3Dテレビはまだ高い。でも3Dコンテンツが普及したときに買い替えるのもイヤだ」というユーザーのニーズに応えられそうなモデルですが、「後で3Dメガネを買い足すくらいなら、最初から付属しているモデルを買う」という考え方もできるため、テレビの買い換えを検討しているユーザーの悩みが尽きることは無さそうです。

ちなみにエコポイントですが、2011年1月1日から「統一省エネラベル★★★★★以上」の製品のみに付与されるため、対象製品が大幅に削減されるだけでなく、「買い替えでリサイクルを行ったユーザー」に限定されるなど、申請条件が厳しくなるため、可能であれば年内に購入した方が良いかもしれません。

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in Posted by darkhorse_log

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