取材

NTTドコモも「LYNX(SH-10B)」のOSアップデートを打ち切り決定、「仕様上の都合」が理由に


KDDIがシャープ製スマートブック「IS01」のOSアップデートを打ち切り、Android 1.6のままにすることを明らかにした際、「IS01」の兄弟機にあたるNTTドコモの「LYNX(SH-10B)」がどうなるのかについて注目が集まっていましたが、アップデートを「検討中」だとしていたNTTドコモに問い合わせたところ、同社もアップデートを打ち切ることが明らかになりました。

詳細は以下から。
NTTドコモ広報部に問い合わせた内容と回答は以下となっています。

GIGAZINE:
以前問い合わせた「LYNX」のAndroid 2.1以降へのアップデートにつきましてですが、今のところどうなっておりますでしょうか。

NTTドコモ広報部:
Android OSのバージョンアップについては検討しておりましたが、仕様上の都合により「対応できない」ということになりました。

GIGAZINE:
アップデートの打ち切りはいつごろ決定したのでしょうか。

NTTドコモ広報部:
ここ数日ですね。11月下旬ごろに仕様上の都合で対応できないことが発覚しました。

GIGAZINE:
KDDIさんはアップデートを打ち切ることを告知しましたが、ユーザーへの告知は行う予定ですか?

NTTドコモ広報部:
告知するかどうかは現在社内で検討中の段階でして、現時点では「未定」ということになります。

GIGAZINE:
Android 2.1から2.2へアップデートする予定とされる端末も含めて、今後のアップデート対応についてはどのように臨むつもりであるのかをお聞かせ下さい。

NTTドコモ広報部:
「LYNX 3D」のようにAndroid 2.1スマートフォンとしてリリースしたモデルはAndroid 2.2へのアップデートを考えております。基本的にはアップデートに対応していくという考えですね。

GIGAZINE:
ありがとうございました。

「LYNX」はハードウェア設計値などの問題でアップデートが見送られることとなった「IS01」とほぼ同じスペックであったため、予想できる事態ではありましたが、非常に残念な結果と言わざるを得ませんねこれは……。

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in 取材,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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