電波が入りづらい建物内などでもUQ WiMAXを快適に利用できる「超小型WiMAX基地局」が運用開始
下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsの高速通信と業界最安となる月額料金を実現した「UQ WiMAX」が着実にエリア展開を続けていますが、電波が入りづらかった建物内に加えて、鉄道沿線、高速道路、公共施設などの特定スポットなどでも同サービスを快適に利用できる「超小型WiMAX基地局」の運用が開始されました。
エリア面が普及にあたっての最大のネックとなっていただけに、超小型WiMAX基地局は非常に心強い存在となるようです。
詳細は以下から。
日立製作所製の超小型WiMAX基地局の導入について | UQ WiMAX‐高速モバイル通信、高速モバイルインターネットのデータ通信カードを提供
UQコミュニケーションズのプレスリリースによると、本日12月1日(水)から日立製作所製の「超小型WiMAX基地局」の運用を開始したそうです。
これが「超小型WiMAX基地局」です。サイズは340mm×270mm×65mmで重さは約6kg。消費電力は約35ワットで、最大送信出力は1ワット。
2009年7月の正式サービス開始以来、UQコミュニケーションズは全国で高速モバイルインターネット「UQ WiMAX」を利用できるようにサービスエリアの拡大を行っており、2010年度末(2011年3月末)までに基地局数を2009年度末時点の2倍以上となる1万5000局に引き上げる予定。
そして今回導入する超小型基地局により、サービスエリアを拡充中の鉄道沿線、高速道路、公共施設などの特定スポットや、これまで展開した全国47都道府県のサービスエリア内のホワイトスポット(遮へい物等で電波が入りにくい場所)へのきめ細かいエリア対応が可能となり、外出先や移動中も「UQ WiMAX」がますます快適に利用できるようになるとしています。
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