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パナソニックが本格カメラケータイ「LUMIX Phone」を明日正式発表へ、独自の高画質化技術を採用


ソニーのCyber-shotケータイやカシオのEXILIMケータイなど、デジタルカメラのブランド名を冠したカメラ機能重視の携帯電話が発売される中、デジタルカメラ「LUMIX」でおなじみのパナソニックが明日「LUMIX Phone」を正式発表することが明らかになりました。

すでに同社は薄型テレビ「VIERA」のブランド名を冠した「VIERAケータイ」を数多くリリースしていますが、LUMIXで培われた独自の高画質化技術や、カメラに詳しくないユーザーでも簡単に撮影できる操作性を兼ね備えたモデルとなっています。

詳細は以下から。
パナソニック初のカメラブランド携帯電話 LUMIX Phoneを開発 | プレスリリース | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic

パナソニックのプレスリリースによると、明日から開催される家電業界の見本市「CEATEC JAPAN 2010」において、同社のデジタルカメラ「LUMIX」のブランド名を冠した初の「LUMIX Phone(ルミックスフォン)」を発表するそうです。


「LUMIX Phone」はLUMIXで培った高画質技術「Mobile VenusEngine」を搭載することで肌色をきれいに、風景を色鮮やかに表現できるほか、超解像技術を用いたデジタルズームでくっきり撮影することが可能。さらにレンズに入り込む光の反射を抑え、きれいに撮影できる「マルチコートフィルタ」や、暗いところでも美しく明るく写真を撮影できる「高輝度フラッシュ」を採用。

また、指やストラップがかからないレンズの位置や、押しやすい大きなシャッターボタンなど、写真撮影のしやすいデザインを採用しており、撮るときも見るときもタッチパネルで簡単に操作できるとのこと。

撮った写真をタッチ操作で、スピーディにメール添付やブログへの投稿をすることや、保存した写真を無線LANを利用してワンアクションでパソコンにコピーする「ピクチャジャンプ」機能やDLNAにも対応。気になる製品化の時期は2010年度中で、携帯電話会社は不明となっています。

ちなみに気になる本体の形状ですが、パナソニックが公開しているスペックが以下のようになっているため、どうやらスマートフォンではなく、従来の折りたたみタイプの携帯電話であるようです。

サイズ(閉じたとき) 高さ:約116mm×幅:約52mm×厚さ:約17.7mm
重さ 約146g
液晶 3.3インチ フルワイドVGA液晶
カメラ 約1320万画素(有効)CMOS


なお、パナソニックは今後スマートフォン市場に取り組むつもりであることを2009年に明かしており、NTTドコモ向けの2010年夏モデル「P-06B」は積極的にタッチ操作を大きく取り入れるなどしていますが、今後「VIERA」や「LUMIX」といったブランドを冠したスマートフォンが登場する可能性はあるのでしょうか。

堅牢設計で長時間駆動するパナソニックのノートパソコン「Let'snote」ブランドを冠したスマートフォンが登場するようなことがあれば、「スマートフォンにもタフさを求めたい」というユーザーの支持を幅広く集めることができるようになるかもしれません。

LUMIX Phoneの特設サイトは以下。

LUMIX Phone スペシャルサイト | 携帯電話 | Panasonic

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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