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【訃報】「星を継ぐもの」「造物主の掟」のSF作家ジェイムズ・P・ホーガン氏死去


月面で死後5万年が経過している真紅の宇宙服をまとった死体が発見され、さらに木星の衛星ガニメデでは地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……というストーリーの「星を継ぐもの(Inherit the Stars)」や、百万年の昔に故障を起こした異星の自動工場宇宙船が土星の衛星タイタンに着陸して自動工場を建設し始めたが、衛星の資源を使ってつくった製品を母星に送り出すはずのロボットたちは故障のため独自の進化の道をたどりはじめ、そしてタイタンを訪れた地球人を見て彼ら機械生物は何をするのか……というストーリーの「造物主の掟(Code of the Lifemaker)」などの小説で知られるハードSF作家ジェイムズ・P・ホーガン氏が亡くなりました。69歳でした。

著作権代理人が7月12日にアイルランドの自宅を訪れ、ホーガン氏が亡くなっているのを見つけたとのことです。

詳細は以下から。
SF Site News >> Obituary: James P. Hogan

SF作家ジェイムズ・P・ホーガン 逝去|お知らせ|東京創元社

ジェイムズ・P・ホーガン氏は1941年生まれ。「星を継ぐもの(Inherit the Stars)」「ガニメデの優しい巨人たち(The Gentle Giants of Ganymede)」などの「巨人たちの星」シリーズや、「造物主の掟(Code of the Lifemaker)」「造物主の選択(The Immortality Option)」などの「ライフメーカー」シリーズなどハードSFの作風で知られてる作家で、1983年に「断絶への航海(Voyage from Yesteryear)」で、1993年に「マルチプレックス・マン(The Multiplex Man)」でプロメテウス賞を受賞しています。

また、日本でも人気・評価の高い作家で、SF作品を対象に送られる文学賞の星雲賞を3度受賞しています(1981年「星を継ぐもの」、1982年「創世紀機械(The Genesis Machine)」、1994年「内なる宇宙(Entoverse)」)。

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in メモ, Posted by logc_nt