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あの「二千円札」はすでに製造中止、ほとんど流通せず在庫の山に


2000年(平成12年)に初めて発行され、戦後初の「2」の通貨であることや、沖縄の守礼門がデザインされていることなどが話題を集めた「二千円札」ですが、発行から10年を迎えた現在、すでに製造中止となり、ほとんど流通しないまま在庫の山と化していることが明らかになりました。

詳細は以下から。
発行から10年、二千円札は? 製造中止、日銀に山積み  - 47NEWS(よんななニュース)

共同新聞社の報道によると、西暦2000年と沖縄サミットを記念して発行された「二千円札」が発行されてから今月で丸10年を迎える現在、流通枚数は5月末時点で約1億1千万枚と、全紙幣のわずか1%ほどにとどまるそうです。


二千円札は2000年度に7億7千万枚、2003年度に1億1千万枚と、計8億8千万枚が製造されましたが、2004年8月に五千円札を上回る数となる約5億1千万枚が流通したのをピークに流通数が1億枚台にまで急減したことから製造は中止され、大量の二千円札が日本銀行の金庫に積まれたままとなっているとのこと。

二千円日本銀行券の主な様式等について

これが二千円札です。こちらは表面。


裏面はこんな感じ。左側に「源氏物語絵巻」第三十八帖「鈴虫」その二の絵の一部分に、詞書の冒頭部分を重ね合わせたものを配し、右側に源氏物語の作者である紫式部の絵を配したデザインとなっています。


ちなみに沖縄県では「県民みんなの財産」として、二千円札を積極的に流通させるキャンペーンが実施されており、買い物などでの積極的な利用に加えて、「1県民として2千円札を3枚ずつ持つ運動」や「二千円札優先払出しATMの活用」などが提唱されています。

「二千円札の流通は沖縄から!」 ~ 二千円札は県民みんなの財産です ~ | 沖縄県

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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