あなたに自分の好きなことをする自由な時間を取り戻す20の方法
現代人は常に時間に追われており、日々、仕事や勉学などで忙しいわけですが、やはり自分が自由に使える時間は必要です。自由な時間があれば、好きなことや趣味、あるいはもっと自分の人生を有意義にすることすら可能になるはずです。
というわけで、あなたに自由な時間を取り戻す20の方法を以下にメモしておきますので、参考にして自由な時間を作っておきましょう。
Reclaim Your Time: 20 Great Ways to Find More Free Time | Zen Habits
1.休息を取ること
自分の生活を見直し、まずは1時間だけ自由な時間を持つことから始め、数時間、半日、そして丸一日休むためにはどうすべきかを考えるというわけです。また、何をして楽しみたいかを決め、何が自分の時間を奪っているのかを見極め、より多くの時間を作るために何を落とし、何を最小化するかを決めます。しかしこれらをするためには考えて計画することが必要なので、まずは休息を取るのが最優先というわけ。
2.やりたいことを見つけなさい
自分は何をするのが大好きなのかを考え、4つから5つの項目として書き出した短いリストを作成します。それらが自由な時間にすることになります。
3.時間を浪費している原因を見つけましょう
次に、先ほど作成したリストに載っていないもので、時間を浪費している原因を見つけましょう。本当に必要かどうかを考え、それらの原因を減らしたり、最小化したり、省く方法がないか考えます。例えばテレビを見たり、たくさんおしゃべりしたり、ネットサーフィンをだらだら行うことなど、です。こういったことに対して使っている時間を最小化し、もっと重要なことをに時間を回すわけです。
4.やりたいことに先にスケジュールする
あなたが実際にしていることに対して、あなたが何をしたいのかを考え、自由な時間を作る方法を検討しましょう。自分のしたいことリストから自由な時間ができたらやりたいことを一つ選んで、1週間の間に何もまだ予定のない空っぽのスケジュールへ無理矢理押し込みます(カレンダーに先にやりたいことから書き込む、など)。つまり、まずやりたいことを先にスケジュールに入れておく、と。自分のやりたいことを1つのブロックとして考え、このブロックの周囲にその他の予定を置いていくわけです。
5.タスクを統合する
時間を節約するため、同じことを細かく分けて行うのではなく、まとめて一度に実行すること。電子メールの処理をするなら、一日中チェックしてメールが来る度に返信するのではなく、まとめて一度にいっぱい受信して、それから一気にすべてのメールに対して返信するようにしなさい、というわけです。これを会議や書類の処理など、日常的に行っていることで適用できることすべてに適用します。
6.会議をしない
全員ができるわけではありませんが、会議は少しの情報を全員に行き渡らせるために莫大な時間を費やすため、簡単な決定であれば会議はせずにメールか電話で済ませましょう。また、参加する会議の数を減らすのも効果的です。
7.スケジュールをいっぱいっぱいにしない
会議・用事・タスク・プロジェクト・アポイントメントで予定がいっぱいになっているのであれば、そう重要でないものを見つけてキャンセルしましょう。また、そのほかにも予定を延期するという方法もあります。とにかく現在のやることだらけのスケジュールに大きな余白ができるようにしましょう。
8.あなたの習慣を再考しなさい
本当に望んでその習慣を行っているかを再考しましょう。同じことをするならよりよい方法を探し、より楽しく、より最高で、より多くの好きなことができる新しい習慣を作り出しましょう。
9.電子メールを処理する時間を減らす
一日に何回メールチェックを行い、電子メールの確認と返信に時間を費やしているかを考えましょう。もし一日の大部分をメールのやりとりに費やしているのであれば、電子メールに費やす時間を減らせば自由な時間が増えるということになります。これは全員ができることではありませんが、大部分の人ができることです。メールボックスをまとめて処理してカラッポにする時間を決めておき、返信は5分以内にして短くします。
10.「それは受けられません」と言うことを学びなさい
すべてのリクエストに「はい」と答えれば、自由時間を持つことはできません。重要なリクエスト以外には「できません」「それは受けられません」と答え、自由な時間を守りましょう。
11.一日にやることの数は「3」
今日しなくてはならない重要なタスクを3つだけ選び出しましょう。しかし、タスクの詳細なリストを作ってはいけません。タスクリストを小さく保ち、重要なタスクのみで占められるようにしておきます。そうすることで、重要なことを行っているがあなたに過負荷がかかっていない状態にできるというわけです。
12.最も大きなタスクを一番最初に処理しなさい
こうやって選んだ3つのタスクのうち、その日選ぶ最も重要で優先度一位のタスクは、最も大きくてあなたが最も恐れていることにしましょう。そうしなければ、あなたはそのタスクを可能な限り放置して、どうでもいいことでタスクがいっぱいになってしまうでしょう。その最重要タスクが完了するまでメールチェックをできるようにしてはいけません。最重要タスクを完了させて一日をスタートさせれば、既に重要なものが終わっているので、多くの自由時間があなたに残されるようになります。
13.人に任せる
もし部下や仕事を任せることができる同僚がいる場合には思い切って任せてみましょう。あらゆることを自分でする必要があると感じてはいけません。もし必要であるならば、任せたい人にトレーニングを施す時間を少し割いて、任せる内容を処理する方法を教えましょう。トレーニングに時間を割くことで、あとで多くの時間を節約できるようになるためです。こうすることで、真に重要なことだけを自分で処理できるようになる、というわけです。
14.気を散らすあらゆるものを視界から取り除きなさい
仕事をするスペースの近くナイルあらゆる気を散らし、集中力を阻害するもの、例えば電子メールの通知やメッセンジャーのポップアップ、電話、同僚などを自分から遠ざけましょう。
15.インターネットから切断する
気を散らす最大のものは「インターネット」そのものです。これは何も一日中ネットに接続するなという意味ではなく、本当に重要なタスクを処理するときだけネットから切断しなさい、ということです。
16.外部委託する
誰か知り合いや部下などに委任できない場合、外部委託(アウトソーシング)することを検討してください。インターネットを使えば世界中の人と接続することができるため、小さなタスクからそれ以外の仕事まであらゆることを外部委託可能です。
17.「午前中」を利用しなさい
午前と午後の場合、午前中(要するに「朝」)の方が本当にしたいことを予定する絶対的な最良の時間である、とのこと。というのも、午前中に予定外の仕事などがいっぱいに詰まるということはまず無いため。例えば何か予定を午後遅くに設定すると、午後遅くになるまでの間に、やることリストに次々と新しいタスクが加わり、結果的に午後遅くに予定していたタスクは延期される羽目になります。そうなる前、つまり午前中に始末してしまえばよい、というわけ。
18.仕事を終えたあとの時間を自由に使う
ここまでの項目を守れば、仕事のあとの時間が極めて自由に使えるようになります。
19.夜、寝る前に時間ができる
また、仕事を終えた直後だけでなく、寝る前の時間も自由になるので、この時間に好きなことをしましょう。
20.昼食休みも有効に使う
そして、昼食を食べるために休む時間も自由なことをするための時間です。また、個人的に重要な仕事やスケジュールをこなすことにも使えます。
……要するに、やるべきことはさっさと早めに片付けて、自分でしなくていいことはしないようにして、そもそも仕事以外で自由に使えるはずの時間をちゃんと自由に使いましょう、ということです。
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