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Xがブラジル最高裁の命令通りに指定されたアカウントを削除


ブラジル最高裁との対立関係が激化して1日につき1億円超の罰金を科されるに至っていたXが、ブラジル最高裁の要求を受け入れて指定されたアカウントを削除し、また、罰金の支払いや新たな法定代理人の選出も行うという方針転換に踏み切ったことがわかりました。

Elon Musk’s X Backs Down in Brazil - The New York Times
https://www.nytimes.com/2024/09/21/world/americas/elon-musk-x-brazil.html


Brazil court asks X for documents as the platform starts to comply with orders | Reuters
https://www.reuters.com/technology/court-gives-5-days-x-validate-its-brazil-legal-representative-2024-09-21/


X is reportedly now complying with orders from Brazil’s Supreme Court
https://www.engadget.com/social-media/x-is-reportedly-now-complying-with-orders-from-brazils-supreme-court-170651920.html

The New York Timesは「Xはマスク氏が『絶対にやらない』と誓ったことをまさに実行しました」という、Xがブラジルで新たに契約したという弁護士の言葉を報じています。


弁護士によると、Xはまずブラジル最高裁判所との対立のきっかけになった「特定アカウントのブロック」命令を受け入れて、当該アカウントを削除したとのこと。

イーロン・マスクがX(旧Twitter)で特定のアカウントをブロックするよう命じたブラジルの最高裁判所決定に異議を唱える - GIGAZINE


また、科された罰金の支払いと、ブラジルでのサービス停止命令回避のために求められていた新たな法定代理人の選出など、ブラジル最高裁が求めていたその他の要求にも従ったとのことです。

ただし、法定代理人選出の事務手続きには不備があったとのことで、ブラジル最高裁は対応のために5日間の猶予を設けています。

Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は9月3日に「ブラジル政府が違法に押収したX社とSpaceX社の資産を返還しない限り、我々は政府資産の相互差し押さえも行うつもりです」と投稿していましたが、結局はX側が折れる形での決着となったようです。

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in ネットサービス, Posted by logc_nt

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