ガストで2000円以下のフレンチコースが始まったので実際に食べてみたよレビュー
2024年11月21日(木)からガストで「至福のフレンチコース」を食べられるようになりました。至福のフレンチコースは税込1990円という激安価格ながらフランス料理レストラン「Restaurant L'allium」の進藤佳明シェフが監修した本格フレンチを楽しめるとのこと。一体どんな料理が出てくるのか気になったので、実際にガストで注文して食べてみました。
白金台L’allium進藤佳明シェフ監修 至福のフレンチコース | おすすめ |ガスト|ファミリーレストラン|すかいらーくグループ
https://www.skylark.co.jp/gusto/menu/menu_detail.html?mid=100_21999
ガストに到着。
入口を通ってすぐの机に至福のフレンチコースのメニュー表が置かれていました。
各席にも空席を示す目印として至福のフレンチコースのメニューが立てられています。
これが至福のフレンチコースのメニュー。
前菜→スープ→主菜→デザートという順番で提供されるようです。
タッチパネルから至福のフレンチコースを注文。
ライスかパンを選択可能です。
また、税込190円で赤ワインか白ワインを追加することもできます。今回はワインの追加はせずに注文しました。
注文から数分で前菜が到着。左から順に「アンディーブの柚子ビネグレッド和え」、「帆立のバターソテー」、「サーモンマリネのグジェール」です。なお、ネコ型配膳ロボットではなく人間が運んできてくれました。
「サーモンマリネのグジェール」はスモークサーモンと玉ねぎのレモンマリネをシュー生地で挟んだもの。レモンマリネが入っていますが酸味は抑えめで、スモークサーモンの強いうま味と塩味をシュー生地がやさしく包み込んでいました。
これは「アンディーブの柚子ビネグレッド和え」。アンディーブは英語でチコリ、日本語で菊苦菜という野菜で、少し苦味のある味わい。柚子の皮の香りを感じる本格ソースで味付けされており、異国料理っぽい複雑な味を楽しめます。
「帆立のバターソテー」はバターの味がほとんどなく、「柔らかい帆立だね~」といった感想。ほかの2種の前菜と比べてインパクトが弱かったです。
前菜を食べ終わったタイミングで、「カリフラワースープ ~カリカリパンチェッタとクルトン添え~」が運ばれてきました。
カリフラワースープは色が白くて味の想像が付きませんが、口に運ぶとカリフラワーがギュッと濃縮されたような濃い味がしました。スープは細かく泡立ってクリームっぽくなっており、舌の上にズッシリと重さを感じます。飲むスープというより食べるスープといった印象。
パンチェッタは塩味と肉の味がしっかり感じられ、いいアクセントになります。
これがメイン料理の「ビーフ100%ハンバーグ ペリグーソース ~ごぼうのチップをのせて~」です。
皿にぐっと寄るとこんな感じ。
ハンバーグは表面がカリッとかたく、中身はフワフワの焼き加減。食べると脂の甘い味が前面に出ています。ソースは甘口で大人も子どもも楽しめる味付け。ハンバーグもソースもかなり高クオリティです。ただし、メニュー表にはソースにトリュフが入っていると書かれいるのですが、トリュフ独特の香りは感じられませんでした。
ごぼうチップはふにゃっとした食感。フォークに刺さりにくいので、ハンバーグと一緒に食べるのは難儀しました。
ナゾの紫の塊。
フォークで割ると黄身が出てきました。これは「卵の赤ワインマリネ」とのこと。ハンバーグのソースに黄身のまろやかさと赤ワインの風味が混ざって、大人っぽい味わいに変化します。
温野菜は「ふにゃふにゃしたファミレスの温野菜」で、「そういえばガストで食事しているのだった」と思い出させてくれる味です。
デザートは「ブランマンジェプラリネ」。
上から見るとこんな感じ。ブランマンジェは牛乳や砂糖をゼラチンで固めたもので、プラリネはキャラメル状の砂糖をローストナッツにかけたものです。ガストのロゴが記された黒い板はチョコレートで、食べられます。
食べてみると、食感は「固めの牛乳プリン」で、味は「牛乳プリンにナッツの味を加えたもの」でした。
ちなみに、至福のフレンチコースは単品でも注文可能で、前菜が税込450円、スープが税込350円、メインが税込1290円、デザートが税込350円です。単品で注文するよりコースで注文する方がお得ですが、気に入った料理があれば単品注文でおかわりしたり、次回来店時に個別注文したりできるというわけです。
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