渋谷がiPhone 13 Pro Maxでサイバー化するムービーが話題に
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンに所属する高橋 啓治郎氏がTwitterに投稿した「渋谷をiPhone 13 Pro Maxでサイバー化するムービー」が30万再生という大きな注目を集めています。
The world through iPhone 13 Pro Max sensors (Shibuya, 23rd Nov) pic.twitter.com/ClfvNXRE3L
— Keijiro Takahashi (@_kzr) November 26, 2021
ムービーに登場しているのは渋谷の飲んべえ横丁ですが、異なるのはその見た目。奥側の空間は電子世界につながっているかのような青色の空間と化しており、一方で手前側の空間はポリゴンのような見た目。
そしてその2つの空間の間には、緑色の光り輝くトンネルのような演出が施されています。
撮影者が前に進むにつれ、トンネルもまた前方に移動。
まるで渋谷が光のトンネルによってポリゴン化していくような光景が楽しめます。
このムービーはユニティ・テクノロジーズ・ジャパンでエヴァンジェリストとして活躍する高橋氏がカメラのトラッキングデータを1つのビデオ内に埋め込むという「burnt-in barcode metadata(焼き付け型バーコードメタデータ)」というアイデアを実証するためのプロジェクト「Bibcam」のサンプルです。
GitHub - keijiro/Bibcam: Burnt-in barcode metadata camera
https://github.com/keijiro/Bibcam
高橋氏によると、Bibcamを使用すると、外部のトラッキングデータとの非同期性を気にすることなくAR対応のビデオクリップを記録・編集・再生可能で、録画したビデオクリップはUnity対応のプラットフォームで再生できるとのこと。なお、今回のプロジェクトに関しては光を用いたリモートセンシング技術「LiDAR」をiPhoneを用いており、撮影品質の観点からiPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Maxがオススメとされています。
今回Twitterに投稿されたムービーについては、以下で詳細が公開されています。
GitHub - keijiro/BibcamVfx: AR VFX samples with Bibcam (burnt-in barcode metadata camera)
https://github.com/keijiro/BibcamVfx
・関連記事
「iPhone 13/iPhone 13 mini/iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max」まとめてフォトレビュー、新色の魅力を徹底的に撮りまくってみた - GIGAZINE
「iPhone 13 Pro Max」のマクロ撮影性能は眼科医が診察に使うレベルに達している - GIGAZINE
たった4000円で自動運転技術の肝となる「LIDAR」を自作 - GIGAZINE
「Pixel 6 Pro」と「iPhone 13 Pro Max」のカメラの違いを徹底比較したムービーが公開中 - GIGAZINE
・関連コンテンツ