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自動運転技術は毎年58万人の命を救う可能性がある


自動運転車や自動運転技術の安全性についてまだまだ疑問を持つ人は多いとみられますが、自動運転車が交通事故を起こす割合は人間が運転している場合に比べて大幅に低く、事故による負傷者もはるかに少ないことが研究で示されています。

Rise of the machines: crash experiences of highly automated vehicles and human drivers
https://www.iihs.org/research-areas/bibliography/ref/2374

Are Self Driving Cars Safe as Early Data Suggests? - IEEE Spectrum
https://spectrum.ieee.org/are-self-driving-cars-safe


道路安全保険協会(IIHS)によると、「限定された地域やルートといった特定条件下での完全自動運転」にあたるレベル4の自動運転を行っている車両の衝突事故と人間が運転する車両の衝突事故について、走行距離ベースの割合で比べたところ、自動運転車の事故発生率は人間より68%少なかったとのこと。

自動運転車の関与した衝突事故のうち22%が通報対象とみなされ、そのうち3分の2は無人運転時に発生していましたが、「自動運転車が衝突した事例」「自動運転車が原因で衝突事故になった事例」は極めて低かったそうです。


運転席に人間が乗らない無人運転での累計走行距離が2億マイル(約3億2200万km)以上に上るロボタクシー・Waymoも、ロボタクシーが原因で重傷者や死亡者が出るような事故は、人間が原因の場合と比べて94%も少なかったと報告しています。

Waymoは2023年時点で「完全自動運転車は人間より事故件数が85%少ない」というデータを公開していました。

Google兄弟会社Waymoの完全自動運転車は人間より事故件数が85%少ない - GIGAZINE


交通事故で亡くなる人は世界で年間116万人に上っていて、特に5歳から29歳の若者の死因として最多です。もし自動運転車や自動運転技術が普及すれば、事故が50%減るだけで、年間58万人の命が救われることになるとIEEE Spectrumは期待を寄せています。

なお、IIHSの研究者の分析でも、Waymoは走行距離あたりの事故発生率が人間に比べて低いことが確認されていますが、走行距離データはWaymoしか報告していないため、事故発生率もWaymoのものしか計算されていません。テスラのロボタクシーは人間のドライバーより4倍も衝突事故を起こすというデータも示されているため、すべての自動運転車両が安全かどうかという点についてはやや疑問が残ります。

テスラのロボタクシーがサービス開始から9カ月で14回の衝突事故を起こす、人間ドライバーの4倍の頻度 - GIGAZINE

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in 乗り物, Posted by logc_nt

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