アメリカ人の5人に1人は定期的にTikTokでニュースをチェックしている

ショート動画の共有プラットフォームで知られるTikTokでは、読売テレビニュースやテレ朝NEWSなどが参入して積極的なニュース配信も行われています。アメリカのシンクタンクであるピュー研究所の調査では、アメリカの成人の5分の1がTikTokで定期的にニュースを見ていることが分かりました。
1 in 5 Americans Regularly Get News on TikTok | Pew Research Center
https://www.pewresearch.org/short-reads/2026/10/19/1-in-5-americans-regularly-get-news-on-tiktok/

PJ_26.10.19_news-trends-fs_topline.pdf
(PDFファイル)https://www.pewresearch.org/wp-content/uploads/sites/20/2026/10/PJ_26.10.19_news-trends-fs_topline.pdf
ピュー研究所は、2026年8月24日~30日に実施した18歳以上の成人5166人に対する調査を分析して公表しています。以下が「TikTokで定期的にニュースを入手している」と回答したアメリカの成人の割合で、年齢層別に分かれています。

この結果から、若年層は特にTikTokでニュースを入手する傾向が強くなっていることが分かります。18~29歳のアメリカ人は約4割(39%)が定期的にTikTokでニュースを入手すると答えています。これに対し、30~49歳は25%、50~64歳は11%、65歳以上では4%となっています。ピュー研究所は、全体として成人の5人に1がTikTokで定期的にニュースを見ていると算定しています。
TikTokを利用しているアメリカの成人に限定すると、53%がTikTokで定期的にニュースを入手していると回答しています。これは、2025年に同様の回答をした人の割合(55%)とほぼ同じですが、2020年の22%を大幅に上回っています。TikTokで定期的にニュースを入手している利用者の割合はFacebook利用者(57%)やX利用者(57%)の割合と同程度であり、ほかのソーシャルメディアプラットフォームの利用者の割合を上回っています。

TikTokを使用する人の割合はアメリカ人全体の37%で、これはYouTube(84%)、Facebook(70%)やInstagram(51%)よりは多くないものの、WhatsApp(33%)、LinkedIn(31%)、Reddit(25%)、X(18%)を上回っています。
ピュー研究所が2024年に実施した調査では、10万人以上のフォロワーを抱えて時事問題について定期的に投稿する個人「ニュースインフルエンサー」から定期的に情報を取得している人が、全体で21%に到達したことも分かっています。この調査でも、18歳から29歳の成人の割合が高いことが示されていました。
アメリカ人の21%が「SNS上のインフルエンサーからニュース情報を得ている」と回答、どんな人がインフルエンサーを情報源にしがちなのか? - GIGAZINE

ピュー研究所は2020年から毎年、テレビやラジオ、新聞など従来のメディアでニュースを見るかどうかも問うています。この問いに対する回答は以下の通りで、従来のメディアを「よく見る(Often)」と答えた人の割合が年々減少する一方、オンラインメディア(ONL)でよく見ると答えた人の割合が増えていることが分かります。

イギリスの放送通信規制機関であるOfcomが2022年7月に実施した調査では、若者は新聞やニュースサイトよりもSNSでニュースを見る傾向が強いことが分かっています。
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