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「Twitterでニュースを読む」のは全ユーザーの7割、大半が「Twitterニュースをある程度信頼している」と回答


アメリカや世界における人々の問題意識・意見などの分析を専門とするシンクタンクのピュー研究所が「Twitterとニュース」に関する調査結果を発表しました。「Twitterでニュースを読む」というユーザーは全体の7割で、その大半が「Twitterニュースをある程度以上信頼している」と回答したことが明らかになっています。

The Behaviors and Attitudes of U.S. Adults on Twitter | Pew Research Center
https://www.pewresearch.org/internet/2021/11/15/the-behaviors-and-attitudes-of-u-s-adults-on-twitter/

News on Twitter: Consumed by Most Users and Trusted by Many | Pew Research Center
https://www.pewresearch.org/journalism/2021/11/15/news-on-twitter-consumed-by-most-users-and-trusted-by-many/

We Read Twitter for Entertainment, Trust It for News (Unless We Vote Republican) | PCMag
https://www.pcmag.com/news/we-read-twitter-for-entertainment-trust-it-for-news-unless-we-vote-republican

アメリカにおけるTwitterとニュースの関係について新たな調査結果を報告したのは、ピュー研究所のコリーン・マクレーン氏ら。マクレーン氏らは2021年5月17日から31日にかけて2548人のTwitterユーザーにアンケート調査を実施し、その結果を分析しました。

その結果、被験者がTwitterを利用する目的としては第1位に娯楽(42%)が挙げられ、ニュースは第2位(20%)でした。しかし、ニュースは主な利用目的とはいえないにもかかわらず、被験者の69%が「Twitterでニュースに関する情報を得ている」と回答。ニュースに関する情報を得ていないと答えたのは30%で、無回答が1%でした。


この「Twitterでニュースに関する情報を得ている」と回答した69%の被験者のうち、「速報性のためにTwitterでニュースを見ている」と回答したのは70%。


Twitterのニュースの信頼性に関しては、7%が「かなり信頼している」、60%が「ある程度信頼している」、29%が「それほど信頼していない」、3%が「全く信頼していない」と回答しました。


Twitterのニュースに対する信頼性については、ユーザーの「支持政党」が大きく関わっていることも判明しています。民主党支持者ないしは民主党寄りというユーザーの場合は74%が「かなり信頼している」「ある程度信頼している」と回答したのに対し、共和党支持者ないしは共和党寄りというユーザーの場合は52%にとどまりました。


また、「Twitterがアメリカの政治に与える影響」も支持政党によって異なります。民主党支持者の場合、47%が「Twitterがアメリカの民主主義に主に良い影響を与えている」と回答し、「主に悪い影響を与えている」と回答したのは28%にとどまりましたが、共和党支持者の場合は「主に良い影響を与えている」が17%、「主に悪い影響を与えている」が60%でした。

なお、ピュー研究所が2021年5月に発表した調査結果によると、アメリカ人の23%がTwitterを利用しているとのことです。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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