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1488Wh/41万3400mAhの圧倒的大容量&ソーラー充電可能で災害時の活躍も期待できるJackeryのポータブル電源「Ace1500」を使ってみたレビュー


2018年6月に発生した大阪北部地震でGIGAZINE編集部は大きな被害を受けましたが、その中で長く続いた停電によるダメージは特に大きく、サーバーやPCが使えなくなったり、冷蔵庫の中身がダメになってしまったり、真夏に冷房や扇風機が使えなくなったりといったさまざまな問題が生じました。そんな非常時に向けた解決策として「自前で発電機を持っておく」などが挙げられますが、ガソリンやガスなど燃料の扱いは個人には難しいものがあります。そこで、ソーラーパネルによる太陽光発電で充電可能なJackeryの大容量ポータブル電源「Ace1500」が、キャンプや車中泊用の電源としてだけでなく、災害時の非常電源としても期待できるとのことで、実際にどれだけ使えるのかを試してみました。

Jackery(ジャクリ)公式サイト – Jackery Japan
https://www.jackery.jp/

Jackeryのポータブル電源 Ace1500のパッケージはこんな感じ。


箱を開けると最初に入っていたのは取扱い説明書と収納ポーチ。


収納ポーチの中にはトランスジャックと電源ケーブル、車載用充電シガーソケット、ACアダプターが入っていました。


ACアダプターの入力は100~240V・50Hz/60Hzの5.0A、出力が48.0V×6.25A=300Wです。


なお、ACアダプターのみで重量は1050gありました。


そしてAce1500本体はこんな感じ。正面にINPUT(入力)の端子2つ、DC電源としてUSB Type-Cコネクタ、USB Type-Aコネクタ(5V・2.4A)が2つ、AC電源のコンセントが3口、シガーソケットのDC電源が1つあります。このうちAC電源は、家庭用電源と同じ純正弦波交流の100V・1800W定格出力となっています。キャンプや車中泊など、車内のシガーソケットにつないでPCやスマートフォンなどの精密機器を使う場合はインバーターを使う必要がありますが、Ace1500はそのままPCやスマートフォンの充電器をコンセントにつなぐことができます。


底面はこんな感じ。ゴムのすべり止めが4つついています。


左側面には排気スリットがあります。


右側面にも同じスリットがありました。


背面はこんな感じ。


天面にはスリットや凹凸がなく、平たくなっています。


90度まで引き起こせる取っ手部分には、オレンジのゴム製のすべり止めが内側についていました。


身長160cmの男性編集部員がAce1500を両手で抱えて持ち上げたところ。サイズは35.5cm×25.3cm×26.5cmで、「両手で抱えればなんとか持ち運ぶことができる」くらいの重さ。


重さを量ってみたところ、実測値で15.25kgでした。


まずはAce1500を充電するために入力端子にACアダプターをつないでみました。すると、中央のモニター左側に「INPUT」として充電の電力と100%になるまでの予想時間が表示されました。ACアダプターは最大300W入力で、26%から100%まで充電するのにおよそ5時間ほどかかる見込みです。


100%まで充電したのち、PanasonicのノートPC「CF-SV9」、iPad Pro(第3世代・11インチ)、Acerの4K液晶モニター「RT280K」、iPhone 12 Proの4つをAce1500に同時につないでみました。


出力する場合はただコンセントやUSBをつなぐだけではなく、DC電源(USB)・AC電源・DC電源(シガーソケット)ごとにスイッチを入れる必要があります。スイッチを入れると、緑色LEDのインジケーターが光ります。


給電が開始されると、モニターの右側に「OUTPUT」として、出力されている電力の合計値とバッテリーの予想持続時間が表示されます。ノートPC、iPad Pro(第3世代・11インチ)、4K液晶モニター、iPhone 12 Proをつないだ状態で11時間持つのであれば、あとはインターネット接続環境さえ整えられれば、電源が断たれた状態でのリモートワークも可能になりそうです。なお、Ace1500が稼働している時は基本無音ですが、Ace1500には過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理を行うためのバッテリー管理システム(BMS)が内蔵されており、時折排気ファンが回る音が鳴ります。


災害時の停電で受けるダメージが特に大きいのが冷蔵庫で、停電からの復旧に時間がかかると、冷蔵庫内の生鮮食品や冷凍食品が一発でダメになってしまう恐れもあります。そこで、家庭用冷蔵庫である東芝のGR-G43GXVとAce1500をつなぎ、冷蔵庫をどのくらい稼働できるのか実験してみました。


冷蔵庫をつないでみると、だいたい130W前後の電力が消費されていることがわかります。Ace1500のバッテリー容量は1488Whなので、常時130W消費で10~11時間の稼働が可能という計算になります。実際、モニターによれば、この電力消費でバッテリーは10時間持つと表示されています。


Ace1500から電力を供給した状態で冷蔵庫の扉を開けると、冷気が流れて冷媒が循環している音が聞こえ、冷蔵庫が問題なく稼働していることがわかります。


Ace1500で冷蔵庫を稼働して10時間が経過した後、バッテリーはほぼ4割残っている状態でした。冷蔵庫は常に130W前後の電力を消費しているわけではなく、内部温度が下がった状態で安定すれば節電モードに切り替わって消費電力もかなり落ちる模様。時折数十Wの消費が行われることもありましたが、予定よりも長く使えています。


稼働開始から15時間後、バッテリー残量は13%まで減っていました。今回は冷蔵庫の中身をほぼ空の状態で実験したため、実際に使用する場合はもう少し短い稼働時間となる可能性はあります。それでも、容量400リットル以上の冷蔵庫を半日動かすことができたので、「停電が復旧するまで冷蔵庫の中身を持たせるためにAce1500を使用する」ことは可能です。


そして停電時でも、ソーラーパネルを使うことでAce1500自体を充電することも可能となります。今回、Ace1500を充電できるソーラーパネルとして、23%の超高効率による太陽光発電で最大100Wの大出力を可能とする「Jackery SolarSaga 100」を使ってみました。


SolarSaga 100は二つ折りになっており、広げたサイズは122.0cm×53.5cm。実際に身長160cmの男性編集部員が広げて持つとこんな感じ。


厚さは約5mm。太陽光パネルの表面は防水・防じんコーティングが施されています。


パネルの裏には、3mの充電ケーブルと収納ポーチが備え付けられています。


また、マジックテープで固定できるスタンドが2つついており……


こんな感じで、広げた状態で自立させることも可能です。


なお、スタンドを使って自立させた状態で、地面に対するパネルの角度はおよそ40度でした。


試しに日当たりのいいベランダにSolarSaga 100とAce1500を持ち出し、太陽光で充電してみます。


充電開始時のAce1500のバッテリー残量は12%。SolarSaga 100の充電ケーブルを挿してみたところ、モニターのINPUTには64Wと表示されました。この状態であれば、100%になるまでおよそ23時間かかる計算になります。なお、Ace1500にはインプット端子が2つ用意されており、SolarSaga 100を2枚用意して同時接続すれば、さらに100%充電できるまでにかかる時間は半分で済むことになります。


太陽光発電の効率は太陽光の当たり方によって変化するので、SolarSaga 100のパネルの位置を太陽の方向や角度に合わせて調整すればOKなのですが、狭いベランダ内だとパネルの位置を調整するのは少し難しいものがあります。


それでも常時60W以上の充電を行うことができ、バッテリーは3時間で13%分充電できました。


「より広い場所であれば、SolarSaga 100のパネルの調整ができるのでは?」と考え、近くの公園まで持っていきました。なお、Ace1500は15kgという重さなので、車に載せて運ぶのがベストで、手で長距離を持ち運んだり自転車で運搬したりするのは至難の業。もしある程度の距離を手で持ち運びたい場合は、台車などを用意するのがよさげです。


SolarSaga 100の充電ケーブルをつないだところ、ベランダで充電した時よりも20%ほど高い75Wの電力を確認できました。太陽光発電は周囲に物がなく広い場所で行うのが望ましいので、やはりベランダよりも屋上や庭、公園などが適しているようです。


「Ace1500にソーラー充電をしながら、PCやスマートフォンに電力を供給できるのか?」と思ったので、実際にノートPCとiPhone 12 miniを接続しながら使ってみました。


SolarSaga 100からの充電は74Wに対し、ノートPC1台とスマートフォン1台の消費電力は合計50~55Wでした。災害時に電気の供給が制限されても、SolarSaga 100とAce1500を使えば、太陽光発電のおかげで少なくとも日中はAce1500のバッテリー残量を気にすることなくPCやスマートフォンを使うことができそうです。


Jackery ポータブル電源 Ace1500は公式サイトから税込17万6000円で購入可能。詳細は以下のページから見ることができます。

Jackery ポータブル電源 Ace1500 – Jackery Japan


また、Jackery SolarSaga 100は公式サイトから税込3万4800円で購入可能。詳細は以下のページから見ることができます。

Jackery ソーラーパネル 100W – Jackery Japan


Jackery(ジャクリ)公式サイト – Jackery Japan
https://www.jackery.jp/

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in レビュー,   ハードウェア,   広告, Posted by log1i_yk

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