ハードウェア

最大14回線同時に消費電力測定&無線接続でデータ管理可能な消費電力測定器「IoTaWatt」


最大14回線の消費電力を同時に測定し、スマートフォンやPCから無線接続して測定結果をリアルタイムに確認可能な消費電力測定器「IoTaWatt」が登場しています。

IoTaWatt™ Open WiFi Electric Power Monitor
https://www.iotawatt.com/

「IoTaWatt」本体の見た目はこんな感じ。本体の両側にはオーディオ機器などに使われるステレオプラグを介して、好みの消費電力測定センサーを接続できます。


「IoTaWatt」の販売ページでは、測定可能な最大消費電力が異なるセンサーが7種類ラインナップされており、測定したい消費電力の規模に応じて最適なセンサーを選択可能です。


実際に「IoTaWatt」を使って消費電力を測定している様子はこんな感じ。以下の例では配電盤に取り付けて消費電力を測定していますが、ラインセパレーターなどを用いることで、家電ごとに電力を測定することもできます。なお、「IoTaWatt」は三相交流の消費電力を測定する機能も搭載しています。


「IoTaWatt」は、PCやスマートフォンからWi-Fi接続することで測定結果の確認や、設定変更などの操作が可能。


また、「IoTaWatt」の設定は全てGUIで管理可能。「回線同士の消費電力の合計」「回線Aの消費電力から回線Bの消費電力を引く」といった、測定結果を用いた計算を行うための計算機も用意されており、プログラミングの知識がない人でも、用途に合わせて測定結果を柔軟に扱えます。


「IoTaWatt」には、測定結果をグラフ表示する機能も搭載されており、リアルタイムに消費電力の推移を確認できます。


さらに、測定結果を「InfluxDB」や「PVOutput」などの外部サービスにアップロードして管理することもできます。加えて、「IoTaWatt」の内部にはmicroSDカードスロットが搭載されており、無線接続が困難な状況でも消費電力の測定結果をローカルに保存できます。


なお、「IoTaWatt」の設計図やソースコードはGitHubで公開されており、自由にダウンロードできます。

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in ハードウェア, Posted by log1o_hf

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