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「GIGAZINEマンガ大賞」2020年10月度募集開始&マンガ制作の参考にもなる「扉絵」のメイキングはこちら


2020年内の告知も今回を合わせて残り3回になりました。GIGAZINEマンガ大賞では、毎月募集・審査を行い、審査結果がスピーディーに分かるようになっています。2020年も残り少なくなっていますが、2021年から連載デビューのスタートを切るために、ぜひこの機会を逃さず応募してみてください。

◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項はこちらから


募集要項は既に読んだのでとにかく応募!という人は応募フォームからお願いします。

◆原作脚本募集要項はこちらから


小説や脚本形式で応募しようと考えている人は、上記リンクから募集要項をご確認ください。

◆マンガのメイキング 「扉絵」はどのように作成されているのか作品ごとに確かめてみた
GIGAZINEで2020年10月までに連載されているマンガでは、一部を除いて多くのエピソードの冒頭に「扉絵」として表紙イラストが掲載されています。マンガが脚本、ネーム、作画と進行する作者ごとのメイキングを2020年8月の記事で紹介しましたが、今回も発掘した扉絵メイキングの裏側を大公開します。

魔道書交換日記スピン」は脚本時点での扉絵の指示はなく、ネーム起こしの段階から本編に合わせて扉絵を作成しています。画像は第1話の初期ラフで、構図や背景がとてもよかったのでそのまま採用しつつ、「魔道書交換日記」は「姉妹」2人の物語のため、2話の扉絵とつながる絵にしてみることに。


変更後の線画では、寝そべるレーシーの体勢が少し変化したのと、左上に帽子が切れて映っています。第2話の扉絵は「同じように寝そべるデュプレ(レーシーの姉)」となるため、並べるとつながる扉絵になるというイメージ。


基本的にネーム段階で「ページごとボツ」となることはほとんどありませんが、扉絵は丸ごと変更して描き直すこともあります。画像は第3話の扉絵ラフで、直後のページがファミレスでの食事シーンのため、ピザを口に運ぶレーシーを描いたもの。


直後のマンガ本編ページと少しズレがあること、エピソードがレーシーの話というよりはデュプレの過去話ということで、ファッション誌のモデルのようにキメるデュプレが扉絵として描かれました。話の内容とは関係ないものの、読むと少し別の意味をもつ一枚というテーマになっています。このように「スピン」では、ネーム段階で作画担当がラフを描き、打ちあわせながら調整、という流れで作成しました。単行本表紙でも大変な道のりがあったので、表紙メイキングも収録されたKindleコミックスをチェックしてみてください。


勇者で社畜の兼業ライフ」の第1話では、とにかくまず案出しが行われました。原作担当によるイメージイラストの共有や参考画像のやりとりを通し、作画担当が思いつく案をとにかく作成。第1話の扉として採用されたのは画像左下の案ですが、他の案も今後どこかで使われるかも。


画像はボツ案のひとつで、「社畜勇者」は魅力的な女性キャラクターが複数登場することもウリなので配置したかったもの。ただ、小さい画面でも目が散らないデザインがよさそうということで、勇者・クズールがパソコンを掲げるという「勇者×社畜」がよく分かるデザインに決定しました。


最終的な扉絵は画像のようになりました。


あめあめふれふれうそやんで」も同じように、複数の案を出してそこから採用案を選択、という形を採っています。ただ、「あめあめ」ではネーム担当のトラ太郎さんが話数の指定なしでとにかく思いつく構図を描きためておき、各話ネーム作成時にそこから選択して作画担当のゆめきさんが線画を作成し、必要に応じてブラッシュアップするという流れをくんでいます。


例えば第1話の扉絵は「表紙案1」から作成されていますが、第1話時点のナオとカイの距離感を考え、ラフ案からカイの表情を調整してあります。


また第2話は「表紙案3」をベースに作成されています。第1話時点で作成された案を、そのまま第2話の扉絵として採用とした形。ラフの段階から、雨が好きで空を見上げるナオと、雨が嫌いで晴れを期待できずにうつむくカイ、という対比がより際立つような構図に調整しています。


原作担当・作画担当それぞれにより作業の流れもさまざまですが、可能な限り作業しやすいようにそれぞれ調整しています。マンガ作品だけではなく、テキストのみの脚本、ネーム段階、作画のみのポートフォリオの応募もお待ちしております。


◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項


・GIGAZINEでマンガを連載すると……?
・完全リモート&作業タイミングもお任せ

・連載マンガはGIGAZINEに掲載されるから、とにかくまず読んでもらえる


・厳密な締切はなくスケジューリングしやすい

・ジャンルやターゲットの制限なし、面白ければなんでもOK

・色塗りや背景を任せられるアシスタント完備(自費の必要はありません)

・まだ若いレーベルのため、ベンチャー企業のように意見や要望が通りやすい!

などなど。ほかにも「これはどうなの?」ということがありましたらこちらをクリックしてなんでもお問い合わせしてください。

・基本条件:
・スマホでも読めるのが前提(見開きナシ、縦スクロール基準)


・フルカラー、フルデジタル(白黒の場合は「原作」として扱う場合がありますが、応募自体は大歓迎です)

・ジャンル自由で「第1話」の完成原稿とそのメイキング資料であること。メイキング資料はキャラクターデザインや設定のほか、ストーリー全体のあらすじを200~800文字程度の範囲でお送りください。応募内容に不足があると審査が進められない場合がありますので、予めご了承ください。


・原稿フォーマット:
縦横比率・ファイルサイズ・解像度は「姫とゲーマー」を参考にして下さい。

・原稿枚数:
自由。何ページでもOK。

・その他:
・既に自分で他メディアやプラットフォームにて発表済みの一次創作OK

・雑誌には掲載されたが単行本化されなかったor途中でやんごとなき事情で打ち切られてしまったという作品もOKです。あきらめないでください。

・「作画のみ」はポートフォリオのURLや作品集を見せていただければOK。第1段階審査通過分については第2段階審査で実際にお試し原作で描いてもらい、通過後、最終段階の投票審査に回します。

・締切日:
2020年10月31日土曜日、23時59分59秒


・審査プロセス:


編集部による1次選考後、以下のような審査プロセスを予定しています。

第1段階:GIGAZINEシークレットクラブメンバーだけが閲覧可能なクローズド環境による評価+編集部によるメイキング資料を含めた評価

第2段階:より連載を意識した形式で、「第1話原稿」や「最終話までのプロット」など必要事項を追加作成いただいた上での審査。ここまで進出した段階で、ほぼ何かしらの形で連載を約束します。

最終段階:連載形式の原稿にて、GIGAZINE編集長による審査+GIGAZINEシークレットクラブメンバーによる評価+GIGAZINEで連載中の作家などゲスト審査を行い総合的に大賞受賞者を決定します。また、最終段階に残った時点で連載は確約いたします。

・報奨:

2020年3月からGIGAZINEマンガが新展開することを記念して、賞金額を含めた報奨が以下のように一新されています。「どこまで進んだら連載できるの?」というところも含めて明確化しているので、ぜひお見逃しなくお願いします。矢印の左側が従来の設定、右側が2020年3月度からの報奨です。

1次審査を通過し第1段階に選ばれた全員:
賞金1万円 → 賞金3万円

第2段階進出:
追加で賞金2万円 → 追加で賞金2万円+連載に向けて担当編集がつきます

最終段階進出者:
賞金は入賞・大賞選出時のみ → 最終段階進出時点で追加賞金5万円(計10万円)+応募作品をブラッシュアップした上での連載確約

入賞:
賞金5万円 → 賞金10万円+連載確約

大賞:
賞金10万円 → 賞金50万円+応募作品そのままで連載確約

・応募作品の選考結果
最初の第一段階審査に進んでいただく作品については、応募月の翌月末までに応募時のメールアドレスへ審査の詳細についてご連絡差し上げます。
それ以外の場合、審査結果の通達は基本的に行っておりませんのでご了承下さい。

・受賞後の流れ
GIGAZINEで連載形式で掲載を終えた後、電子書籍化しAmazonで販売します。それぞれ規定の原稿料・ロイヤリティをお支払いします。電子書籍の販売・宣伝もGIGAZINEが責任を持って行います。

・質問受付フォーム:
応募するにあたっての疑問点があればこちらをクリックしてお問い合わせしていただければ大丈夫です。同じような質問が続く場合はFAQとしてまとめますので、ご理解とご協力をお願いします。

・マンガ大賞応募フォーム:

こちらをクリック



◆原作脚本募集要項


第1話原稿に加えて、1話から最終話までのプロット(あらすじ)を合わせて用意してください。あらすじは作品全体の流れを詳細に、100字~800字でまとめて原稿の最初のページに記載をお願いします。

・1次審査では単純な話の面白さと1話の完成度を見ます。2次審査から最終審査に進んだ場合は、実際にマンガ原作を作成することを意識した「ト書きの脚本を最終話までコンスタントに作成できるか」を審査します。

・「原作のみ」で文字のみの応募の場合は、Googleドキュメントに本文を貼り付けた後、共有リンクのアドレスを応募フォームに記載してもらえれば大丈夫です。その場合、応募後にドキュメントの編集は行わないようにお願いします。

・Googleの共有設定が「リンクを知っている全員」になっていることを確認してください。「制限つき」のままだと応募された作品を読むことができません。詳しくはGoogleドキュメントヘルプの「ファイルを一般公開で共有する」をチェックしてください。


応募フォームはこちらをクリック


マンガ大賞の選考フローには「GIGAZINEシークレットクラブ(GSC)・クローズド審査」があります。GSCメンバーの人はもちろん、まだメンバーじゃないよという方も、ぜひこの機会にGSCの一員となって、未来の名作の誕生に立ち会ってください。GIGAZINEシークレットクラブへの登録はこちらから。

それでは、クリエイターの皆さまの応募を心よりお待ちしております。よろしくお願いします。

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in マンガ,   ピックアップ, Posted by log1e_dh

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