人生の残り週数を可視化してくれる「How many weeks until you die?」
by pixpoetry
自分の命がいつ尽きるかは誰にもわかりませんが、人生の残りがあとどれぐらいあるかをぼんやりとでも把握しておくことは、何かと役に立つはず。エンジニアのシャー・ガリブ・アフメッドさんの作った「How many weeks until you die?」は、残された週の数をグラフィカルに可視化した上で、過去の偉人たちが何かを達成したのはいつだったのかも示してくれます。
How many weeks until you die?
https://www.failflow.com/die
アクセスすると誕生日を入力する欄と「DONE」のボタンがあるので、自分の誕生日を入力するだけ。今回はデフォルトで入力されている「2005年1月1日」で調べてみました。この人物は、2020年の正月に15歳の誕生日を迎えたばかりです。
すると、「あと3949週で死ぬでしょう」と、残りの人生の週数が表示されました。
ページ全体はめちゃくちゃ縦長。並んでいる四角形は、横に52個並んでいて「週」を、縦は90個並んでいて「年」を表現。四角形の色は、赤が「すでに生きた時間」、緑が「これから生きる時間」、黄色が「著名なマイルストーン」を表していて、全体で「91歳までの残り時間はどれぐらいか」を表現しています。91歳というのは平均余命を用いたデータなどではなく、最初から決められている数字です。なお、91歳までの残り時間を示す都合上、1930年より前の誕生日は入力できません。
最寄りのマイルストーンが15歳41週経過のところににあったのでクリックしてみると、水泳選手のマイケル・フェルプスが表示されました。シドニー五輪にも出場したフェルプスは、15歳9カ月で当時の200mバタフライ世界記録を更新し、男子競泳最年少の世界記録保持者となりました。
下の方には「あなたは4732週ある人生の784週目にいます」「ここでは91歳までの残り時間を表示していますが、アメリカ社会保障庁の情報によると平均寿命は83歳です」「多くの人は22歳から65歳まで働きますが、その場合、キャリアに費やす時間は2236週です」「多くの人は引退生活を約936週送ることになります」「毎日8時間睡眠の人は、人生の中で1500週以上を睡眠に費やしています」「平均して、女性は男性より364週長生きです」「あるスキルの上達に50週かかると仮定すると、キャリアの中で44のスキルを、引退後も含めると64のスキルを身につけることができます」と、人生のいろいろな数字にまつわる情報が記載されています。
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