クエンティン・タランティーノ監督に迫るドキュメンタリー映画「QT8：The First Eight」予告編

1969年にハリウッドを震え上がらせた一大事件を題材として扱う「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」などを世に送り出した映画監督クエンティン・タランティーノに迫るドキュメンタリー映画「QT8：The First Eight」の予告編が公開されました。タイトルは「ヘイトフル・エイト」までの8作品を扱うことに由来しており、性的暴行疑惑で逮捕された映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインとの関係も語られるとのことです。

QT8: The First Eight - Official Trailer (2019 HD) - YouTube

監督はタラ・ウッド。2014年に「恋人までの距離」「6才のボクが、大人になるまで。」などで知られるリチャード・リンクレイター監督のドキュメンタリー映画「21 Years: Richard Linklater」を撮った監督です。

この映画の中で触れられているタランティーノ監督作品は「レザボア・ドッグス」

「パルプ・フィクション」

「ジャッキー・ブラウン」

「キル・ビル」

「デス・プルーフ in グラインドハウス」

「イングロリアス・バスターズ」

「ジャンゴ 繋がれざる者」

「ヘイトフル・エイト」までの、合計8作品。

タランティーノが監督した作品に出演した俳優・女優のうち、ゾーイ・ベル、ブルース・ダーン、ロバート・フォスター、ジェイミー・フォックス、サミュエル・L・ジャクソン、ダイアン・クルーガー、ジェニファー・ジェイソン・リー、ルーシー・リュー、マイケル・マドセン、ティム・ロス、カート・ラッセル、クリストフ・ヴァルツが語る独占映像も多数収められています。このうち、ロバート・フォスターはつい先日、2019年10月11日に亡くなったので、かなり貴重なインタビューとなりそう。

「イングロリアス・バスターズ」でクリストフ・ヴァルツ演じるハンスに首を絞められる役どころを演じたダイアン・クルーガーは、「もし死んだら、クエンティン・タランティーノが私を殺したんだ」と思いつつ演じていたと告白しています。

多数のインタビューにより、どういう監督像が浮かび上がることになるのか。「QT8：The First Eight」は2019年12月3日(火)に各種動画配信サービスで見られるようになるとのことです。