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映画史に輝く数々の映画音楽をバイオリンだけを使って1人で演奏しているムービー


1938年から2018年の80年間に公開された映画の中から音楽が印象的な映画をピックアップして、バイオリニストのRob Landes氏が映画で使われた音楽を1人で演奏したムービーがYouTubeで公開されています。映画自体は見たことがなくても、音楽だけはどこかで耳にしたことがあるというものも多く、Landes氏の仮装も合わせて楽しむことができるムービーとなっています。

Evolution of Film Music - 60 Movies | 1938-2018


画面に現れたのは青を基調としたドレスに身を包んだLandes氏。カツラをなでつけ、いったい何のつもりかと思っていると……


素晴らしい音色でバイオリンを弾き始めました。弾いているのは1937年公開の「白雪姫(Snow White)」で使われた音楽で、映画自体を見たことがなくても「ああ、この曲か」とわかります。


次の曲は1939年公開の「風と共に去りぬ(Gone With the Wind)」の音楽。ちゃんとコスプレが映画に合わせて変更され、クラーク・ゲーブル演じるレット・バトラーに仮装したLandes氏は付けひげを装着しています。


続いて1939年公開の「オズの魔法使(Wizard of Oz)」。映画で流れた「虹の彼方に」を演奏するLandes氏の背後を、虹を持った人物が通り過ぎました。


1952年公開の「雨に唄えば(Singing’ In the Rain)」の曲を演奏するLandes氏は、お風呂場で浮き輪を付けていました。軽快な音楽に合わせて体を揺らしたくなります。


続いてアルフレッド・ヒッチコック監督による1960年の映画「サイコ(Psycho)」の不安をあおるBGMは、多くの人が聞いた覚えがあるはず。


1963年公開のコメディ映画「ピンクの豹(The Pink Panther)」の主題曲である「ピンク・パンサーのテーマ」は、怪しげな泥棒にぴったりの音楽です。


1966年公開の「続・夕陽のガンマン(The Good, The Bad, and The Ugly)」では、Landes氏が自ら効果音を口で入れる場面もありました。


続いて1972年公開の「ゴッドファーザー(The Godfather)」に登場するドン・コルレオーネに仮装するLandes氏は、上目遣いなこともあってか非常に人相が悪くなっています。


サメのかぶり物をかぶったLandes氏が演奏するのは、1975年公開の「ジョーズ(Jaws)」のメインテーマ。


1976年公開の「ロッキー(Rocky)」を演奏するLandes氏は、筋肉をイメージした着ぐるみを着用していました。


今なおシリーズが続くスター・ウォーズシリーズの第1作「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(Star Wars A New Hope)」が公開されたのは1977年。バイオリンを弾く弓がライトセーバーになっています。


1978年公開の「ハロウィン(Halloween)」は、その後8作もの続編が出る大人気作品です。


続いて1980年公開の「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(The Empire Strikes Back)」で流れた「ハン・ソロとレイア姫」を演奏したかと思うと……


今度は「ダース・ベイダーのマーチ」ともいわれる「帝国のマーチ」を演奏しました。


1981年公開の「レイダース/失われたアーク《聖櫃》(Indiana Jones: Raiders of the Lost Ark)」の音楽を演奏するLandes氏は、シリーズの主人公インディ・ジョーンズの仮装をしています。


Landes氏はおけに水を張って、バイオリンを弾きながら1981年公開の「炎のランナー(Chariots of Fire)」のワンシーンを再現。


1983年に公開された「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(Return of the Jedi)」の音楽を演奏するLandes氏の弓はやはりライトセーバーになっており、バチバチと光を発しています。


1989年公開の「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(Back to the Future Part II)」の音楽をドクに仮装して演奏するLANDESの前には、デロリアンのミニカーがウロウロ。


ホーム・アローン(Home Alone)」中でひどい目に遭う泥棒に仮装したLandes氏は、顔をしかめつつ演奏しています。


1993年公開の「ジュラシック・パーク(Jurassic Park)」の音楽を演奏するLandes氏の背後からは、ティラノサウルスが迫ってきています。


第二次世界大戦下のホロコーストにまつわる映画「シンドラーのリスト(Schindler’s List)」は1994年公開。


同じく1994年には「ライオン・キング(Lion King)」も公開されています。シンバ誕生の有名なシーンを犬で表現している模様。


1995年公開の「ブレイブハート(Braveheart)」は、スコットランド独立のために戦ったウィリアム・ウォレスの生涯を描いた作品です。


ミッション:インポッシブルシリーズ第1作の「ミッション:インポッシブル(Mission: Impossible)」は1996年公開。イーサン・ハントにならってLandes氏も逆さになって演奏。


タイタニック(Titanic)」の音楽を演奏するLandes氏は、後ろから誰かに抱えてもらって船の先端での印象的なシーンを再現しています。


やはりスター・ウォーズシリーズは欠かせないということで、1999年公開の「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(The Phantom Menace)」から「運命の闘い」。


1999年公開の「マトリックス(The Matrix)」の音楽を演奏するLandes氏は、主演のキアヌ・リーブスになりきっています。


ハリー・ポッターと賢者の石(Harry Potter)」が公開されたのは2001年。Landes氏の額には稲妻型の傷跡。


2001年に公開された「シュレック(Shrek)」の音楽を演奏するLandes氏は、シュレックのかぶり物が非常に邪魔そうです。


ホビット族らしく耳をとがらせたLandes氏が演奏するのは、2001年公開の「ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring)」で使われた音楽。


2002年公開の「スパイダーマン(Spiderman)」の音楽を演奏するLandes氏は、逆さまになって顔にもペイントしています。


Landes氏はパドメ・アミダラに仮装して、2002年に公開された「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(Attack of the Clones)」の「アクロス・ザ・スターズ (『クローンの攻撃』愛のテーマ)」を演奏。


船同士の海戦を前に、2003年に公開されたパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ第1作「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl)」を演奏するLandes氏。


2005年公開の「スター・ウォーズ エピソード3/ シスの復讐(Revenge of the Sith)」の音楽を演奏するLandes氏は、闇落ちした暗黒卿に仮装しています。


ファンタスティック・フォー[超能力ユニット](Fantastic Four)」は2005年公開の映画です。


2008年公開の「アイアンマン」は、アメコミヒーロー・アイアンマンの映画シリーズ第1作。


同じく2008年には「インクレディブル・ハルク(The Incredible Hulk)」も公開されました。


ジョーカーを演じたヒース・レジャーの怪演が光る「ダークナイト(The Dark Knight)」を演奏するLandes氏は、バットマンに仮装しており、頭上からはコウモリの飾りが垂れています。


渡辺謙が日本人実業家サイトウ役を演じた2010年公開の「インセプション(Inception)」では、特殊な視覚効果も高く評価されました。


2011年に公開された「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(Captain America)」のテーマは、勇ましさにあふれて印象的。


多くのマーベルヒーローがそろい踏みの「アベンジャーズ(The Avengers)」は2012年に公開されました。


2013年公開の「アナと雪の女王(Frozen)」は、音楽も高く評価されています。


同じく2013年公開の「アイアンマン3(Iron Man 3)」の音楽もチョイスされており、やはり近年の映画が多い模様。


X-MEN: フューチャー&パスト(X-Men: Days of Future Past)」は2014年公開。


2014年公開の映画からはやはりマーベルの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(Guardians of the Galaxy)」もチョイスされており、マーベル好きならたまらないはず。


続いて「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(Captain America: The Winter Soldier)」。Landes氏はセバスチャン・スタン演じるバッキーの仮装をしています。


そしてクリストファー・ノーラン監督の「インターステラー(Interstella)」の音楽を演奏するLandes氏は、頭に宇宙服っぽいかぶり物をしていました。


2015年公開の「アントマン(Ant-Man)」は、アリほどのサイズにまで縮むヒーローが活躍します。


スター・ウォーズ/フォースの覚醒(The Force Awakens)」も2015年公開です。


さらに2016年公開の「ドクター・ストレンジ(Dr. Strange)」は、元天才外科医がケガの後で魔術師として生まれ変わり、世界の存亡をかけて戦うという映画。


ミュージカル映画としてアカデミー賞6部門を受賞した「ラ・ラ・ランド(La La Land)」の音楽も、Landes氏は演奏しています。


そんなラ・ラ・ランドの作詞・作曲チームが参加したのが続いて2017年公開の「グレイテスト・ショーマン(The Greatest Showman)」。


2017年には「マイティ・ソー バトルロイヤル(Thor: Ragnarok)」も公開されています。Landes氏はソーの武器ムジョルニアを弓に装着しており、なんだか重そうです。


LOGAN/ローガン(Logan)」も2017年公開。ウルヴァリンシリーズの続編となっており、Landes氏の指先にはナイフやフォークが装着されています。


続いてチョイスされた「スパイダーマン:ホームカミング(Spiderman: Homecoming)」は、再始動したスパイダーマンシリーズの第1作。


そして2018年公開の「ブラックパンサー(Black Panther)」は、黒人を主人公にしたヒーロー映画として大きな人気を集めました。


2018年には無責任ヒーロー・デッドプールの第2作である「デッドプール2(Deadpool 2)」も公開されており、Landes氏はノリノリでコスプレしています。


ヴェノム(Venom)」も2018年公開で、Landes氏がヴェノムっぽい長い舌を突き出しています。


最後にチョイスされたのが「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(Avengers: Infinity War)」。Landes氏はスパイダーマンのコスプレをして、バイオリンを演奏していました。

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in 動画,   映画, Posted by log1h_ik

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