往年の名OS「Windows 95」をモバイル向けにカスタマイズしたらこうなる？

ストレージやXboxのコントローラーなど、デジタル機器の進化の過程などをアニメーションで表現してきた4096さんが、Microsoftが1995年に出したOS「Windows 95」をモバイル向けに改良したらどうなるのか、をついつい想像してしまうムービー「Introducing Windows 95 Mobile」を公開しています。

Introducing Windows 95 Mobile - YouTube


MicrosoftといえばPC向けのOS「Windows」を開発していることで有名な企業ですが、モバイル端末向けのOS開発ではAppleのiOSおよびGoogleのAndroidに大きく後れをとり、2017年10月にはMicrosoftの幹部が「もはやWindows 10 Mobileには焦点が当たっていない」と発言。事実上モバイル向けOSの開発を終了することを明かしました。モバイル向けWindowsが終了してしまったものの、4096さんはモバイル端末でWindowsを利用したかったのか、Windows 95をモバイル向けにカスタムした「Windows 95 Mobile」をムービーで再現しています。

ロック画面はこんな感じ。Windowsのロゴマークと時計が表示されているだけのシンプルなものです。

端末はMicrosoft Lumiaシリーズのように見えます。

ホーム画面はこんな感じ。アプリがタイル状に並ぶ姿はWindows 10 Mobileと同じですが、グレーバックのちょっとカクついたドット絵はいかにもWindows 95っぽい見た目。

Windows 95らしく、モバイル版のWord 97や……

Internet Explorerなどが使えます。Internet ExplorerでMicrosoftのホームページを開こうとしていますが、エラーが出て開けておらず。細かなところまでMicrosoftネタをぶち込んでいる模様。

SiriやGoogleアシスタントのような、パーソナルアシスタントも搭載しています。その名も「Clippy」。

スマートフォンで音声を録音することも可能。

さらに、専用のアプリストア「Windows 95 Store」もあるので、さまざまなアプリを利用できます。

Twitterや……

Skypeなどの定番アプリもレトロなUIにチェンジしています。

YouTubeアプリをインストールしてエラームービーを視聴することもできます。

というわけでこれがWindows 95 Mobile。

「Microsoft Windows 95 Mobile」