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Windowsでおなじみのテキストエディタ「メモ帳」が進化、何が変わるのか?

By Abel Cheung

Microsoftは2018年5月9日(日本時間)に行われたMicrosoft Build 2018において、Windows標準のテキストエディタである「メモ帳」をアップデートし、UNIX/LinuxおよびMac OS X以降の改行コード「LF」(ラインフィード)、そしてMac OS 9以下の改行コード「CR」(キャリッジリターン)に対応させると発表しました。

Introducing extended line endings support in Notepad – Windows Command Line Tools For Developers
https://blogs.msdn.microsoft.com/commandline/2018/05/08/extended-eol-in-notepad/

改行コードには「LF」と「CR」が存在しており、Windowsはこれら2つを使用した「CR+LF」を改行コードとしています。Windowsのメモ帳は「CR+LF」のみを改行として認識することから、以下の画像のように改行コードが「LF」または「CR」のファイルを開いた場合、ファイル内に改行は存在しないと判定されてしまい、全ての行が1行で表示されてしまうという問題を抱えていました。


今回発表されたアップデートを適用すると、「CR+LF」「LF」「CR」の全ての改行コードを認識できるようになり、他のOSで作られたファイルであっても、以下の画像のように改行を正しく反映することが可能です。また、メモ帳の下部にあるステータスバーには、ファイルの改行コードも表示されるようになっています。


なお、改行コードの対応以外に目立った変更はなく、メモ帳でファイルを新規に作成する場合の改行コードは、従来通りの「CR+LF」で作成されます。また、環境によっては不具合が生じる可能性があるとのことで、この場合はレジストリを編集して従来の動作に戻すことができるようです。

3つの改行コードに対応したテキストエディタは珍しくはなく、フリーソフトやオープンソースのソフトウェアで代用することが可能です。このため、今回のアップデートは小さな変更のように感じる人もいるはずです。しかし、複数のPCを扱う人の場合、別のソフトウェアをインストールする手間をかけずに、ファイルの中身の確認や編集したくなる場面に出くわすことがあるので、有用なアップデートであるといえます。

メモ帳のアップデートの適用時期は未定ですが、記事作成時点で最新のWindows 10 Insider Preview版である「Build 17661」には既に実装されており、新しいメモ帳を試すことが可能です。

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