スーパーマリオ64をハッキングしてマリオ視点でプレイすると迫力が倍増することがわかるムービー
NINTENDO64向けのアクションゲーム「スーパーマリオ64」をハッキングし、通常の「マリオの姿が見える」第三者視点ではなく、一人称視点の「マリオの目線」でゲームをプレイするとどうなるのかを、Kaze Emanuarさんがムービーで公開しています。
First Person Mario 64 - YouTube
ハックロムで可能な限り精巧にマリオ視点の景色を再現し、実際にプレイしてみたのがこのムービー。左の「Normal」と書かれている画面が通常のスーパーマリオ64のゲーム画面で、右の「1st person」と書かれているのがマリオ視点のゲーム画面。
コントローラーを動かさずにいると、マリオが首を左右に振ります。すると、首の動きに合わせて視点が左右に動いていることがわかります。
というわけでさっそくゲームスタート。NINTENDO64のコントローラーにあるCボタンで少しだけカメラのアングルを変えられるそうですが、基本的にはマリオが向いている方向の映像が映し出されることとなります。
おしろのかくれスライダーでショートカットすると、こんな感じで眼下にスライダーが迫ってきて……
着地した瞬間などの画面の揺れはまさにマリオの視点をそのまま再現しているといえるレベル。通常時よりもかなり迫力のある映像になっていることはムービーを見れば一目瞭然なのですが、画面の揺れがかなりひどく、FPSなどでよくあるような「キャラクターの手元だけ見えている」ということもないので、マリオがどこでどんなアクションをしているかわかりづらいのが難点と言えそう。
通常時に行える全てのアクションが実行可能となっていますが、前述の通りマリオがどんなアクションを行っているのか見えなくなっているので操作には慣れが必要とのこと。また、マリオ視点になるとカメラがステージと近くなり過ぎてしまい、一部のオブジェクトが透過してしまいます。
通常通りのアクションが可能ですが、マリオがどこにいるのかわかりづらく、クリボーですら脅威に感じます。
ただし、通常時よりも映像はダイナミックになっている印象です。
シーソーのように重さで傾く足場は……
近づくと自分がどこに立っているのかわからなくなるのでかなり恐ろしげ。
そんなこんなでクッパのところまでやってきたマリオ。
近づきすぎると目の前のオブジェクトが透過するのでクッパのしっぽは手探りでつかむことになります。
なんとかクッパを撃破してムービーは終了。
一人称視点では何気なく見えている手元がかなり重要な役割を果たしていることと、マリオ視点で冒険するとよりゲームの迫力が増すことがよくわかるムービーとなっています。
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