16ビットゲームパソコン「ぴゅう太」で初代イースを再現

「イースシリーズ」は1987年に登場した「イース」から続くアクションロールプレイングゲームシリーズです。開発は日本ファルコムが担当しており、2016年7月にはシリーズ最新作となる「イースVIII -Lacrimosa of DANA-」が登場したばかり。そんなイースシリーズの原点である「イース」を、同じ1980年代に発売された16ビットゲームパソコン「ぴゅう太」で再現したムービーが公開されています。
ぴゅう太でイースっぽいものを作ってみた - YouTube

「TOMY 16BIT GRAPHIC COMPUTER ぴゅう太」と書かれた起動画面が表示され……

「カートリッジ」が選択されます。

「ぴゅう太 35th Anniv.」

「FALCOM 1987」と表示され……

イースのオープニング画面が表示されます。この画面で流れるBGMはもちろん「Feena」なのですが、オリジナルのものよりも電子音っぽさが強め。これについて製作者は、「サウンドは、MMLからバイナリーにコンバートするツールを自作して、ぴゅう太のBIOSで演奏させています。あまり低い音が出せないので少し変です」とコメントしています。

2分ほどでオープニング画面が終わり、ゲーム画面に移行します。

ゲーム画面になるとBGMは「Fountain of Love」に変わります。

オリジナルの場合は街中をNPCがテクテク歩いているのですが、これは容量の関係で削除されたそうです。

途中で主人公のアドルが高速移動します。

なお、ぴゅう太のメモリ(RAM)は256バイトしかないそうですが、ゲームには80バイトくらいしか使っていないとのこと。

ムービーを公開したのはTINY野郎さんで、過去にMSX用に作ったものをベースにTMS9900用アセンブラで書き、32KROMに焼き、これを「PYUTA DEVELOPMENT CARTRIDGE」を使ってぴゅう太の実機+ゲームアダプタで動作させたそうです。
PC-88向けに1987年に発売された「イース」の起動画面や最初の町の様子が収められたムービーも公開されているので、比較してみると何がどう違うのか分かって面白いかもしれません。
[PC-88] イース I 店頭デモ~最終バトル~エンディング - YouTube

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