ミズダコがカニ漁師を出し抜いて籠に入ったカニを食べてしまうまでの一部始終
by Christine Rondeau
日本からアメリカにかけての北太平洋に生息するミズダコは世界最大のタコとして知られます。その巨大な頭は見かけ倒しではなく、瓶のふたを開けたり、迷路を解けるぐらいに知能が高いことが知られていますが、時には漁師の仕掛けた罠にかかったカニを横からいただくという狡猾な一面も持ち合わせています。
Octopus Steals Crab From Fisherman - Super Smart Animals - BBC Earth - YouTube
船を浮かべる漁師
蟹を捕るために「カニ籠」を海底へ沈めます。
カニ籠の中へおびき寄せられる蟹たち。
しかし、そんな様子を岩陰から窺う不気味な目。
折を見て飛び出してきたのは、大きなミズダコ。
籠に取り付きましたが、蟹に対してうまく手が出せず……
一時撤退。
しかし諦めたわけではなく、再度襲来。今度は籠の入口から腕を入れることに成功。
蟹は無惨な姿に……。
ようやく漁師が籠を上げ始めます。
すると、蟹を堪能したミズダコはまだ実は籠の中。このままだと蟹の代わりに捕られてしまいます。
試行錯誤の末に、なんとか脱出に成功。
カニ籠の中には、タコが食べたあとの蟹の殻だけが残っていたのでした。
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