ハードウェア

Intelが深度カメラとAtomプロセッサ内蔵の「Intel Euclid Development Kit(Intel Euclid開発キット)」を発売


インテル RealSenseテクノロジー」の新開発キットの1つとして2016年に発表されていた、深度カメラ(デプスカメラ)内蔵の小型オールインワン端末・Intel Euclid Development Kit(Intel Euclid開発キット)が2017年5月31日に発売されることになりました。

Intel® Euclid™ Development Kit - Intel® RealSense™ Developer Kits
https://click.intel.com/intelr-euclidtm-development-kit.html


初めて「Intel Euclid」が登場したのは、2016年8月16日に開催されたIntel Developer Forumの中で「Intel RealSense Technology」の開発キットとして発表されました。深度を検出できるカメラとプロセッサが1つのパッケージになったことで、ロボットの「頭脳」や、さらに大きなシステムの中でスマートセンサーとして利用することが考えられています。

Intel Announces Tools for RealSense Technology Development | Intel Newsroom
https://newsroom.intel.com/chip-shots/intel-announces-tools-realsense-technology-development/


プロセッサはIntel Atom x7-Z8700クアッドコア。メモリは4GB、ストレージは32GB。赤外線カメラ・RGBカメラ・魚眼カメラ・慣性計測装置が1つになったIntel RealSense ZR300のコンポーネントや気圧センサー、近接センサー、GPS、Wi-Fi、Bluetooth、USB 3.0、Micro HDMI、USB OTGなどを内蔵。Ubuntu 16.04、およびRealSense深度カメラとミドルウェアに対応したROS(Robotics Operating System)がプリインストールされています。

発表された価格は399ドル(約4万5000円)。2017年5月31日(水)発売で、Intel Click Storeアカウントのある人向けに事前予約を受け付けています。

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in ハードウェア, Posted by logc_nt

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