想像力を豊かにしてくれる自転車がモチーフのデザインやアートの数々
フレーム、ホイール、サドル、クランク、チェーン、ペダル、ハンドルなど、たくさんの部品で組み上がる一台の自転車。日本でも海外でも人々の生活に欠かせない乗り物でした。
こんにちは、自転車で世界一周をした周藤卓也@チャリダーマンです。最近はご無沙汰なのですが、ずっと自転車に乗っていました。だからこそ、自転車がモチーフなら何であれ写真を撮ってきました。自転車好きの方なら必見。海外ではこのような感じで自転車がアートになっています。
◆実用的な作品
アメリカの街中にあった自転車ラックは自転車の形をしていました。日本のシティサイクルのようなスタンド付き自転車は向こうでは珍しく、このように立てかけて駐輪するタイプの自転車ラックが多かったです。
ヨーロッパのキプロスでも似たような自転車ラックを発見。
メキシコのホステルにおいてあったフラワースタンド。
こちらもフラワースタンドです。前カゴ、サドル、後ろカゴと鉢を置く場所が3つありました。
同じくフラワースタンド。駐輪スペースを鮮やかに彩っていました。
ワインが盛んなフランスならではの自転車ワインラック。
カンボジアの市場で気になって仕方がなかった中国製(?)のおもちゃ。
南米では自転車の形をしたキーホルダーを見つけました。気に入ったのでトップチューブバッグに取り付けていました。
◆自転車アート
サメだって自転車に乗っちゃいます。
音楽隊で有名なドイツのブレーメンでは、童話に登場するロバ、イヌ、ネコ、ニワトリが1台のタンデム自転車に乗っていました。よく見るとロバしかペダルに届いていません。
猿から人への進化、2本の足で立ち上がった次は2つのホイールなのです。
いくつもの野菜を組み合わせて自転車を表現。
エクアドルの街中にあった自転車アート。雑なんですが味のある作品です。
ラウンドアバウト(環状交差点)の中央で繰り広げられるデッドヒート。
フランスのラウンドアバウトには巨大な自転車オブジェが設置されていました。
自転車の形に石が並べてあった駐輪場。
ウクライナの駐輪スペースにいた太っちょなおっちゃんは今にも動き出しそうでした。
◆パーツを使って
ベンツのエンブレムをホイールに見立てたステッカー。
壁に描かれた自転車の絵は前輪のホイールを換気扇に重ねたアイデア作品でした。換気扇が回るとホイールが回っているように見えます。
チリの庭先にあった風車。風が吹いて羽根が回ると自転車が走っているようでした。
こちらの風車は本物のホイールを使っています。スイスの田舎町でした。
シンガポールの「Tree In Lodge」というホステルの入口ドアはクランクが取っ手代わり。自転車で世界を旅したオーナーならはの演出です。
ネパールの首都カトマンズにあるサイクルショップの看板は自転車のフレームを使っていました。
イタリアの家先には一台の自転車をまるまる使ったオブジェがありました。ジーっとこっちをみつめるマジマジとした顔が素敵。モーターによって太い脚を生きているかのように上下させます。
こちらを見つめたまま黙々とペダルを回すイタリアの自転車オブジェクト - YouTube
いかがでしょうか。私の次の夢は自転車乗りに優しいゲストハウスを作ることだったりします。だからこそ、このような自転車に因んだグッズもいっぱい集めたいところです。
(文・写真:周藤卓也@チャリダーマン
自転車世界一周取材中 http://shuutak.com
Twitter @shuutak
Facebookページ https://www.facebook.com/chariderman/
DMM講演依頼 https://kouenirai.dmm.com/speaker/takuya-shuto/)
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