レゴ人形風の見た目になれる自転車用ヘルメットが登場
世界中で愛されるプラスチック製の組み立てブロックであるレゴは、デンマーク生まれの玩具です。そんなレゴ誕生の地であるデンマークから、「レゴ人形風になれる自転車用ヘルメット」が登場しました。
Someone Made A Real-Life LEGO Hair Bike Helmet That Turns You Into A LEGO Figure | Bored Panda
http://www.boredpanda.com/lego-hair-bike-helmet-simon-higby-clara-prior-moef/
「レゴ人形風になれる自転車用ヘルメット」は、ストックホルムとコペンハーゲンにオフィスを構える世界的な広告代理店のDDBで働くサイモン・ヒグビーさんとクララ・プライアーさんのアイデアから生まれました。ヘルメットを実際にデザインしたのはデンマークのデザイン会社であるMOEFです。
「レゴ人形風になれる自転車用ヘルメット」の作成工程は以下のムービーの通りです。
Ny måde at motivere børn til at huske hjelmen? - YouTube
「5時間に1人の子どもが頭部に深刻なダメージを負っています」
「それにもかかわらず、44%の子どもはヘルメットを装着していません」
「もし、子どもが着けたがるようなヘルメットを作れたらどうなるでしょう?」
「そんなヘルメットがこれです」
そして映し出されたのは、レゴ人形風のフィギュアにくっついている髪の毛。このフィギュアは正確にはレゴではなく、ドイツ発祥の玩具プレイモービルです。
ヘルメットの外側にフィギュアの髪の毛をくっつけるようにするようで、まずはモデリングからスタート。
そして「Print」ボタンをポチッと押します。
すると、巨大な3Dプリンターが起動。
髪の毛を出力開始です。
しばらく経ったらパカリと開き……
大量の粉をヘラでは掃くと、中から見覚えのある形が出現します。
さらに吸引器で周囲の粉を慎重に取り除き……
出力した髪の毛が姿を現わしました。
丁寧に粉を落としたら……
真っ白な部屋に移動します。
ここではフィギュアの髪の毛と同じ色の塗料を用意して……
エアブラシに塗料を流し込みます。
あとは出力した髪の毛にムラなくスプレーすれば……
ヘルメットの完成。ムービーでは「もし、子どもが着けたがるようなヘルメットを作れたらどうなるでしょう?」とありましがた、本当に子どもたちがこのヘルメットをかぶりたがるかどうか気になるところ。
実際に作成されたヘルメットを人類の英知の結晶であるPhotoshopを使って人間に装着させてみるとこんな感じ。たしかにレゴっぽい見た目になったようななっていないような……。
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