自動車に乗せて持ち運べるアウトドア向け映画館セットを自作した猛者が登場
アウトドアでバーベキューをしたり、キャンプをしたりするときに、自然の中でも快適に過ごせるようにするグッズはたくさんあるのですが、みんなでまったりと映画を見られる映画館セットを自作した人が登場しました。どのようにして映画館を持ち運べるようにしたのか、その詳細を収録したムービーが公開されています。
Features Not Standard: Adam Savage's Portable Movie Theater - YouTube
テレビ番組「怪しい伝説(MythBusters)」で「『スター・ウォーズ』のレーザー・ブラスターはジェダイでなくてもよけられるのか」といった伝説を検証してきたアダム・サヴェッジ氏が、持ち運び可能な映画館セットに自作に挑戦。
映画館セットを運ぶのに使う自動車はホンダのリッジライン。
今回はリッジラインに映画館セットを搭載させる、つまり、リッジラインを映画館セットの土台に使用するため、自動車の幅や高さを測っていきます。
映画館のスクリーンに使うのは野外用の折りたたみ式スクリーンセット。
箱から取り出した時はクシャクシャですが……
空気を入れるとスクリーンの枠になります。
何やらスクリーンの枠の長さを測って印をつけていくサヴェッジ氏。
スクリーンを設置するとこんな感じ。
サヴェッジ氏は、このスクリーンセットを収納する箱を作りたいとのこと。箱を開くと自動でスクリーンセットが膨らむような仕組みにしたいそうです。
ということで箱の設計開始。
板を切ったり……
組み立てたりして箱を作っていきます。
完成した箱にスクリーンセットを詰め込み……
箱を開けるとスクリーンが立ち上がりました。
スクリーンと箱だけでもよさそうですが、さらに何かを作り始めるサヴェッジ氏。
板に穴を開けてリングを作ったり……
小さな部品を自作してボンドで接着させていったりします。何ができるか楽しみ。
作っていたのは箱に取り付ける開閉式のドアのようなもの。
パイプ椅子を持ってきて……
ドアにかければ、パイプ椅子を収納できるというわけです。
全部で16台のパイプ椅子を収納可能。
さらに金属を切って何かを作っていくサヴェッジ氏ですが、何を作っているかはわかりません。
そして完成したのが黒く塗られた装置。
これをリッジラインに設置していきます。
設置し終わったら、キャンプへゴー。ディナーを食べた後に、映画館をセットするとのこと。
まずはパイプ椅子を並べます。
装置につないだ電源を入れると……
スクリーンセットが膨らみ始めました。
ワイヤーでスクリーンセットを固定すれば……
映画館の完成です。
プロジェクターを使って実際に上映してみるとこんな感じ。
何ともリア充感あふれるキャンプです。
大自然の中で映画を見ると、いつもとは違う感動を得られそうです。
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in ハードウェア, 動画, Posted by darkhorse_log
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