2016年09月19日 10時28分動画

ヱヴァQ仕様の「桜流し」MVフルバージョンが24時間限定で公開中

2012年11月に公開された映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q」の主題歌となった宇多田ヒカルの「桜流し」が、2016年9月28日発売のアルバム「Fantôme」の最後を飾ります。このアルバム発売を記念して、「ヱヴァ」を制作しているスタジオカラーのスタッフによるミュージックビデオが制作され、本日・2016年9月19日の24時間限定で、YouTubeにてフルバージョンが公開されています。

なお、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q」をイメージさせるような映像かと思いきや、かなり後半の踏み込んだ内容まで出てきます。

宇多田ヒカル - 「桜流し」（ヱヴァＱバージョン）【24時間限定】 - YouTube

青い空と赤いエントリープラグ

同じように赤く染まった海

崩れた壁にわずかに見える「NERV」のロゴ

綾波レイ

この世界が大きく変わってしまったことを感じさせる風景

水面に映るシンジ

こちらはプラグスーツ姿

廃墟にたたずむ制服姿のレイ

青い海

「EVANGELION:3.XX Sakura nagashi」

真っ赤に染まった町並みと戦いの痕跡

将棋盤の上には幼いシンジを抱くユイの写真

捨てられたシンジの音楽プレイヤー

シンジとカヲルの連弾

そして……

病室で目覚めるシンジ

破壊されつくした街にいるカヲル

ピアノのそばで膝を抱えるシンジ

連弾の記憶

語らう2人

夜空を見上げるカヲル

シンジとカヲル、そして変わってしまった世界を中心に構成されていて、映画の主題歌である「桜流し」がフルバージョン流れることもあって、もう1度「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q」を見返したくなる気持ちがかき立てられる映像でした。

監督は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q」のデザインワークスを担当した吉崎響さん。「じっくり聴いてもらいたい素晴らしい楽曲なので、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Ｑ』の世界観とあわせて楽しんでいただきたいです。」とコメントしたとのこと。

なお、スタジオカラーが宇多田ヒカルのビデオを手がけるのは、2014年12月リリースのアルバム「宇多田ヒカルのうた」プロモーション用の映像を制作して以来のこと。こちらは新劇場版シリーズで監督を務めている鶴巻和哉さんが担当しています。

Utada Hikaru「Beautiful World」　Directed by Tsurumaki Kazuya - YouTube