一さじで料理の味が変わる丸美屋の「コク出し中華複合調味料 深まるひとさじ」を使ってみた
丸美屋が「麻婆豆腐の素」を生み出したのは1971年のこと。細かい改良を重ねつつ、今年で発売45周年を迎えたということで、記念して期間限定で「初代麻婆豆腐の素 復刻版」が発売されました。これに合わせるようにして、料理にプラスして使える中華複合調味料「深まるひとさじ<花椒ラー油と豆板醤の辛味噌仕立て>」「深まるひとさじ<焦がしにんにく油と甜麺醤の旨味噌仕立て>」が2016年8月25日に新登場します。今回、丸美屋からこの新商品を送ってもらったので、麻婆豆腐などに使ってみました。
『深まるひとさじ<花椒ラー油と豆板醤の辛味噌仕立て>』『深まるひとさじ<焦がしにんにく油と甜麺醤の旨味噌仕立て>』2016年8月25日(木) 新発売|丸美屋食品工業株式会社のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000179.000010538.html
左端が現行の「麻婆豆腐の素 中辛」、中央が「初代麻婆豆腐の素 復刻版」、右端はプレミアムシリーズとして2014年に登場した「贅を味わう 麻婆豆腐の素 中辛」。
そして、8月25日から関連新商品として登場するのが、コク出し中華複合調味料「深まるひとさじ<花椒ラー油と豆板醤の辛味噌仕立て>」「深まるひとさじ<焦がしにんにく油と甜麺醤の旨味噌仕立て>」です。
「辛味噌」は豆板醤や花椒ラー油をベースとして香味野菜と豚ひき肉を配合した調味料。「旨味噌」は甜麺醤・赤味噌・焦がしニンニク油(黒マー油)・ネギ油をベースとして、香味野菜と鶏ひき肉を配合した調味料。それぞれ、調理したあとの料理に、食べる直前に足して好みの味に変えることができます。
今回は、丸美屋の「麻婆豆腐の素」と「初代麻婆豆腐の素 復刻版」を使って2種類の麻婆豆腐を作った上で、この「辛味噌」「旨味噌」を試してみることにしました。
左が現行商品、右が復刻版。
自分で用意するのは1回分で豆腐1丁(約350g~450g)。
作り方は現行商品も復刻版もまったく同じです。
まずはとろみ粉を大さじ2杯の水で溶きます。
続いて、片手鍋に水180mlと麻婆豆腐の素1回分を入れて、中火で煮立てます。パッケージの作り方では「フライパン」となっていますが、豆腐にしっかり熱を通すために片手鍋にしてみました。
素が煮立ったら、さいの目に切った豆腐を入れ、さらに一煮立ちさせます。
ここでいったん火を止めて、とろみ粉をよくかき混ぜて、鍋全体に少しずつまわしかけます。かけ終わったら、まんべんなく混ぜ合わせます。
再び火にかけて、とろみがついたら完成。
左が現行商品、右が復刻版。食べてみると、現行商品のほうがピリッとした辛さがつよく、復刻版はやや甘口に近いように思えました。
ここに「辛味噌」をのせてみると、麻婆豆腐そのものにあった塩味が打ち消されて、代わりに豆板醤と花椒に由来する、しびれるような辛さが前面に出てきました。デパ地下で買ってきたお総菜に変化したかのようです。
ためしにご飯にのせてみると、「食べるラー油」の類ほどではないものの、しょっぱい塩辛さがご飯をお腹に送り込む原動力になります。
一方の「旨味噌」は、甜麺醤を使っていることもあってかなり甘口。麻婆豆腐と合わせると、辛口と甘口がちょっと別ベクトルで、合わないわけではないものの、もっと合うメニューがありそう。
甘口ゆえに、ご飯とは「辛味噌」よりも合っている感じです。
ラーメンスープに溶かしてみましたが……
この変化はかなり面白く、インスタントラーメンの味に飽きたときにはぜひ使いたい品となっていました。
「深まるひとさじ」はそれぞれ内容量は80gで、希望小売価格は税別250円です。
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