ド真ん中にキッチンがあり「本当にオフィスなのか?」と思わざるを得ない遊び心満載の「グッドパッチ」東京オフィス探訪

UIデザインを中心にサービス全体の企画設計・戦略からローンチ支援まで手がけるデザインカンパニー「Goodpatch(グッドパッチ)」の東京オフィスには、フロアの中に「キッチン」があるとのこと。自然と人が集まって、互いに刺激を与えたり受けたりしつつクリエイティビティを磨けるオフィスデザインがどんなものなのか、渋谷のオフィスを訪ねてみました。
Goodpatch グッドパッチ / UIデザインからサービス設計まで行うデザイン会社
http://goodpatch.com/jp
東京・渋谷にあるグッドパッチの本社に到着。

2階、3階がグッドパッチのフロアになっています。

エレベーターで2階に上がると、「Goodpatch」ロゴが登場。

壁にはiPad。

これは、来訪者が担当者を呼び出すための専用端末。もちろん専用アプリはグッドパッチによるUIデザインです。

画面の指示通りに操作すると、担当者を呼び出す画面が表示されるのでタップすればOK。

「呼び出す」をタップすると……

「呼び出しを完了しました。間もなく伺いますので、しばらくお待ち下さい。」と表示されました。グッドパッチでは社内のコミュニケーションツールとしてSlackを使っており、担当者はSlackで来訪者到着の通知を受けられるシステムになっています。

ちなみにエレベーターホールには大きなソファが置かれていました。

ということで、オフィス内に潜入開始。すでに入り口の扉からオシャレな雰囲気がひしひしと感じられます。

グッドパッチの東京オフィス2階フロアはこんな感じ。

入って右手に出迎えてくれるのが木の机と……

圧倒的な存在感を放つキッチン。「本当にここがオフィスなのか?」と感じざるを得ません。

キッチンのカウンターの素材は木。

ステンレスのシンクにIHクッキングヒーター

そして冷蔵庫。本格的な料理ができるキッチンがあるのがグッドパッチのオフィスの大きな特長です。

「バルミューダ ザ・トースター」や……

なんともオシャレなコーヒーメーカー。デザイン会社らしく、調理器具にもこだわりが感じられます。

キッチンの壁にかかったホワイトボードには「Alan coffee」(200円)や「CEOパン」(500円)の文字も。

チームで集まる場所としても、キッチンは大いに活躍していそうでした。

どーんと巨大なキッチンのあるグッドパッチのオフィスですが、基本的にはフリーアドレスとのこと。ノートPCを持って好きな場所で仕事ができます。

机だけでなくソファで仕事をするのもアリ。

こんなクッションで作業するのもアリ。

バランスボール派もいる模様。

フロア中央には大きなモニター。これは、渋谷に複数あるグッドパッチのオフィスを映し出したり、ベルリンのオフィスを映し出したりするモニターだとのこと。

モニターだけでなくスクリーンとプロジェクターもありました。


スピーカーも完備。

ハンドルつきのスピーカーも。

スクリーンの前のテーブルにはベル。グッドパッチでは毎日始業開始前に5分間の「ライトニングトーク」と呼ばれるスピーチが持ち回り制で行われ、ライトニングトーク終了後には5分間の英会話レッスンが毎日行われているそうです。

フロア奥には外部ディスプレイが置かれた作業スペース。

パーティションで区切るのではなく、段差を設けることでフロアを仕切っているようです。

なお、一番奥にあるガラス張りのスペースは、クライアントとの打ち合わせをできるミーティングルームになっていました。

窓際の席は……

グッドパッチのカンパニーカラーである青色のハーマンミラー「セイルチェア」。

そのほかにもいろんなタイプのイスがありました。


壁に掛かっていたイラスト。

よく見ると、グッドパッチのキャラクター「Tim」と「Robo」がいたり……

プロトタイピングツール「Prott」の応援幕があったりと、グッドパッチの世界感が描かれています。

フロアの入口左側には、カンパニーカラーの青色のブース。

入り口手前のブースには……

カメラ。このカメラは、実際にユーザーが操作する様子を撮影してUIデザインの使い勝手をチェックするためのもの。

カメラの映像は隣のブースで確認でき、UIデザインの改善に活かされます。

青色のブースの奥には通路があり……

その先には、クローズドなスペース。静かな場所で集中したいときは、この奥の空間を利用すればOKというわけです。

なお、レゴブロックが置かれた棚で仕切られた空間内には……

VRヘッドセット「HTC Vive」が置かれてありました。


他にもフロア内に3Dプリンターも。グッドパッチには「ラボ部」という、広義のインターフェースについてのデザインを研究・実践するサークルがあるそうです。VRやIoT、デジタルファブリケーションなどの分野を中心に新しい技術を開拓し、ハッカソンへの参加や自主制作を行い実績を積み、ビジネスへの応用を研究しているサークルとのこと。

つづいて1階上にある3階フロアへ移動。

入口扉はメタリック調。

3階フロアはこんな感じ。2階に比べると机の数が多く、外部ディスプレイも多いようです。

とはいえ、ソファもあり。なお、ソファは台車に乗せられていて移動しやすそうでした。

入り口左手には、会議室。


壁はホワイトボードになっていて書き込みOK。

ガラス張りの会議室もありました。

フロア奥は、ガラスの扉で仕切れるようになっています。

ここは、一般的なオフィスのようなスタイルでした。

フロア中央にある大きな机。

よく見ると天板がホワイトボードになっています。チームでアイデアを出し合いながら作業できる机の模様。

他にもスタンディングデスクもありました。

ハニカム状の棚。

修造カレンダーもあり。

なお、壁に掛かっていた時計は、東京とベルリンオフィスのあるドイツの時刻を表示しています。

また、フロア左奥には……

集中スペースもありました。

本社ビルを出て徒歩1分の位置にもう一つのオフィスがあります。

階段を上って2階へ。

入り口は自動ドア。元々は店舗スペースだった模様。

入って正面にはグッドパッチカラーのパーティション。

このフロアでは自社開発事業のチームが働いているとのこと。

ソファや冷蔵庫があるスペース

なんと、ハンモックまでありました。なんとも自由な空間です。

ふと見上げると、グッドパッチカラーの青色の壁を、太陽の光が照らしています。

ちなみにグッドパッチの青色は、代表の土屋社長がシリコンバレーに滞在していた時に撮影した写真の空の色から、そのままの色を取ってきているとのこと。グッドパッチの東京オフィスは、グッドパッチカラーの中に、そこかしこに遊びの要素がちりばめられた空間となっていました。

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in 取材, Posted by darkhorse_log
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