映画に使われる「色」の印象を集めたムービー「COLOR PSYCHOLOGY」

映画の中では、場面に合わせたさまざまな色が使われています。そんな「色」が観客に与える印象を、有名な映画を例にして解説したムービーが「COLOR PSYCHOLOGY」です。
COLOR PSYCHOLOGY on Vimeo
ピンクは「純真」「無邪気」といった印象を与えます。「マレフィセント」に登場する幼少期のオーロラ姫はピンクの花に囲まれていました。

「マイ・ガール」では子ども部屋の内装をピンクで統一。

「6才のボクが、大人になるまで。」にもピンク色の寝具が出てきます。

また、ピンク色は「甘さ」も表します。「マリー・アントワネット」ではピンク色のお菓子がたくさん登場。

「グリース」に登場する女性グループ「ピンク・レディース」のフレンチーという少女は、髪の毛・衣装・食べているガムまですべてピンク色。

「グランド・ブダペスト・ホテル」ではピンク色のカップケーキの箱に主人公2人が飛び込むシーンがあります。

濃いピンク色は「女性らしさ」を表します。映画「シカゴ」や……

「ミーン・ガールズ」に登場する女性は、ピンク色の服を着用。

「ゾンビーワールドへようこそ」ではベッドルームが濃いピンク色のもので埋め尽くされています。

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でナオミがジョーダンを誘惑するシーンでは、ナオミが濃いピンク色の服を着ていました。

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」で初登場した魔法省のアンブリッジ上級次官は、身につけるものから部屋の小物に至るまでピンク色だらけ。

「ジェニファーズ・ボディ」でジェニファーの秘密を友人のニーディが暴こうとするシーン。

「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の悪戯専門店ウィーズリー・ウィザード・ウィーズでは、ピンク色の惚れ薬が登場。

「ムーラン・ルージュ」のキャバレーでのショーは、濃いピンク色でライトアップされています。

「スプリング・ブレイカーズ」では、ピンク色の覆面とビキニを身につけた主人公の女子大学生たちが銃撃戦を繰り広げます。

赤色は暴力的なシーンでしばしば使われる色です。「BELLY 血の銃弾」で真っ赤な血が画面いっぱいに広がっていくシーン。

「オンリー・ゴッド」では、真っ赤な部屋で対決するアクションシーンがあります。

「ハードキャンディ」で壁に掛けられた写真を力いっぱいひきはがすシーン。

「シャイニング」では、真っ赤な血が部屋一面になだれ込むシーンが印象的。

「2001年宇宙の旅」では人工知能のHAL 9000が故障しはじめると、船内が真っ赤なランプで染まります。

「アリス・イン・ワンダーランド」では真っ赤なドレスを着たアリスがトランプの兵と対決。

赤色は、情熱的な場面でもよく使われます。


「アメリカン・ビューティー」では、タイトルにも使われているバラの一種・アメリカン・ビューティーに女性が包まれるセクシーなシーンがあります。

赤や黄色は、「社会性」「親交」を表す色でもあります。

「猿の惑星:新世紀(ライジング)」で猿たちが一堂に会するシーン。

「ダージリン急行」で走行中の列車に慌てて乗り込むシーンでも、黄色系の色が使われています。

「グランド・ブダペスト・ホテル」で客を出迎えるレセプションも黄色。

「BORN TO BE WILD 野生に生きる」では、象が黄色い砂を体にこすりつけるシーンがあります。

「ファンタスティック Mr.FOX」の冒頭シーンは黄色や茶色でまとめられています。

黄色は「暖かさ」を表す色でもあります。「アリス・イン・ワンダーランド」で森が燃えるシーン。

「マレフィセント」でも炎が燃えるシーンがあります。

「オデッセイ」で火星に取り残された主人公の背後から太陽が昇るシーン。

赤系の色は、若さを表すこともあります。


「マレフィセント」で幼いオーロラ姫が落ち葉の山に飛び込むシーン。

「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」の幼少期のリッチーは、ベージュっぽいコートやヘアバンドを着用。

飲み物の色も、シーンに合わせて効果的に使われます。

「狂気」を表すシーンでは、黄色が多く使われることがあります。

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で娘が父親に対して怒りをぶつけるシーン。

黄色は「不安感」も表します。「her/世界でひとつの彼女」で主人公が悩むシーン。

「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」では、悩みを抱えたマーゴがリッチーのテントにこもっています。

緑は自然を表す色として映画の中で効果的に使われます。「ムーンライズ・キングダム」ではボーイスカウトたちが野外で活動。

「イントゥ・ザ・ワイルド」で森の中を進むシーン。

「ライフ・オブ・パイ」では緑の森の中をトラが歩いていきます。

緑は「未熟さ」や「子どもっぽさ」を表すこともあります。

「マレフィセント」の幼少期。

緑色は、「破壊」「破滅」「殺人」を表す色でもあります。「メランコリア」のキービジュアルはうつ病のヒロインが花嫁姿で水に浮かんでいるというもの。

「マレフィセント」では緑と黒の色遣いが悪役っぽさを演出。

「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の墓地での戦闘シーンにも緑色が使われています。


青は、落ち着いた穏やかな様子を表す色です。


遠く離れた距離感を表すために青を使うこともあります。



「レヴェナント」で雪の中を進むシーン。

「ハリー・ポッターと賢者の石」で魔法学校の教師陣が作った難関に挑むシーン。

濃い青は、ファンタジー世界を表すために使われることがあります。「マトリックス レボリューションズ」の荒れ果てた地上の世界は、濃い青や黒で表現。

「アバター」の世界は青や紫で彩られています。

「X-MEN: フューチャー&パスト」の戦闘シーンは紫色。

紫は「エロチシズム」を表す色としても使われます。


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