どんな姿勢でも赤ちゃんが快適に過ごせるよう人間工学を突き詰めたハイテク抱っこひも「HIPSTER Plus 3D」
赤ちゃんを背負うための「抱っこひも」は年々進化しており、背中だけでなく胸元で抱っこできるものはごくありふれています。しかし、ほとんどの抱っこひもは赤ちゃんを抱っこする親の快適性を重視しているのに対して、「HIPSTER Plus」は特別な赤ちゃん専用シートを使うことで、赤ちゃんの股関節がベストポジションになるようにして、快適に抱っこしてもらえるように人間工学を突き詰めたデザインとなっています。
MiaMily HIPSTER Plus 3D Baby Carrier by MiaMily — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/miamily/miamily-hipster-plus-3d-baby-carrier
すやすやと抱っこひもで眠る赤ちゃん。
できるだけ快適に過ごして欲しいというのが親の願い。この抱っこひもは人間工学に基づいて考え抜いた末に誕生した「HIPSTER Plus」です。
HIPSTER Plusは3Dデザインで、赤ちゃんとだっこする親が快適に過ごせるようにデザインされています。帰宅してコートを脱ごうとする母親は……
両手がフリーなので、楽々と上着を脱ぐことができます。とはいえ、これは最新の抱っこひもとしては当然な機能。
HIPSTER Plus最大の特長が、腰などに取り付ける「3D Hip Seat(3Dヒップシート)」
赤ちゃんはこのシートに座ります。
3Dヒップシートは取り付ける位置や赤ちゃんの向きを問わずに、赤ちゃんが最適なポジションを取れるようにデザインされているとのこと。
腰の横に取り付けたり……
背中に取り付けてもOKです。
3Dヒップシートは赤ちゃんが抱っこされるときに最適な「Mポジション」を取れるように配慮されています。
抱っこひもでだっこされる赤ちゃんは、足が垂れ下がっているのが普通で、このときに足が下方向に不自然に引っ張られる状態になってしまいます。しかし、3Dヒップシートであれば赤ちゃんはシートの上に座れるので、足が「M」字を描く理想的なポジションを取ることができ、負担がかからないというわけです。
どんな姿勢でもMポジションをとれる3Dヒップシートのおかげで、赤ちゃんは負担なく抱っこしてもらえるとのこと。
3Dヒップシートは、収納性もあり。
前面がジッパータイプのポケットになっており、保育に必要なツールをしまっておけます。
おしりナップや紙おむつなど、保育に不可欠なものを収納しておけるので非常に便利そう。
なお、3Dヒップシートのポケットは斜め上方向に収納するスタイルなので、手探りでも物を探しやすく、取り出したりしまっておいたりしやすいように工夫されています。
素材にも工夫が施されています。赤ちゃんの座面は滑りにくい加工がされており……
マジックテープは強力ですが……
衣類がひっつかないような、特別な加工が施されています。
安全性に関わるため、バックルやジッパーは高品質な物を採用。
締め付け具合を調整する両サイドのひもは、力が入れやすいように前方向や下方向に引いて調整できます。
3Dヒップシートも簡単かつしっかりと取り付け可能。
スマートフォンをしまうポケットもあります。
iPhone 6 PlusでもOK。
赤ちゃんが快適に過ごせるように工夫されたHIPSTER Plusは、赤ちゃんを抱っこする親の使い勝手をも徹底的に考えたデザインとなっています。
なお、オプションで専用のインナーも用意されており、新生児から20キログラムの子どもまで対応可能です。
また、フロントポケットのカバーも用意されています。
赤ちゃんとその親のために人間工学に基づいてデザインされたHIPSTER Plusは、スイスに本拠を構えるMiaMilyが開発した抱っこひもです。MiaMilyは、HIPSTER Plusの製品化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資を募集中。HIPSTER Plusプロジェクトでは、129ドル(約1万4000円)の出資でHIPSTER Plusを1つ、140ドル(約1万5000円)の出資でHIPSTER Plusと専用カバーを1つずつ、155ドル(約1万7000円)の出資でHIPSTER Plus、専用カバー、インナーを1つずつゲットすることができ、送料25ドル(約2700円)で日本への発送にも対応しています。
HIPSTER Plusプロジェクトへの出資締め切りは2016年6月3日で、出資特典のHIPSTER Plusの発送は2016年8月が予定されています。
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