デザイン

樹脂を使ったスタイリッシュ&軽量&頑丈なスケートボード「Hi-Tech Composite Skateboards」


3D グラッシングという特殊な技術を使うことによって軽量で丈夫・雨の中でも使えるウォータープルーフ仕様にしたスケートボードがHydroflex社のスケートボード。通常スケートボードは木で作られますが、Hydroflexの場合は高密度の発泡プラスチックを樹脂の中に流し込んでいるため見た目もスタイリッシュでデザインと実用性を両立したものとなっています。

Home - Skateboards & Longboards & Cruisers
http://hydroflexskateboards.com/

Hydroflex - Hi-Tech Composite Skateboards by Hydroflex Technology — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/hydroflexskateboards/hydroflex-hi-tech-composite-skateboards

Hydroflex社のスケートボードの商品詳細や実際に使っている様子などは以下のムービーから見ることができます。


サーフボードを作っている1人の男性。


そこに歩いてきたのはカラフルなビキニをまとった女性たち。


扉の向こうに女性の姿が見えると……


見とれてしまい、うっかりサーフボードの端を切り落としてしまいました。


これではもう役に立ちません。


そんなことがないように、と作られたのがHydroflex Surfboardsというサーフボード。


Hydroflex Surfboardsには独自の3D グラッシングという技術が用いられており、素材であるフォーム(発泡スチロールのようなもの)とガラスクロスと呼ばれるガラス繊維で出来た布地、そして樹脂の密着度を上げ一体化させることでよくしなり、剥離がほとんど起こらない丈夫なサーフボードを作ることができるのです。


実際にHydroflex Surfboardsを使用しているプロのサーファーも多くいます。


そして、サーフボードを作る時に素材が余ってしまうため、余った素材を使って同様の手法で作られたのがHydroflexのスケートボード。


初めは欲しい、という人にのみ渡していたのですが、徐々に商品化して欲しいという声があがってきたため、今回Kickstarterで出資を募るに至りました。


スケートボードはこんな感じ。


カラーバリエーションもたくさんあります。


ボード内部はハニカム構造となっており、強度を損なわずに必要な材料を減らせるようになっています。


これは自然界で言えば蜂の巣や亀の甲羅のようなもの。


Hydroflex Skateboardsは非常に軽く……


体格のいい大人が乗ってもびくともしない頑丈な設計。


また、ウォータープルーフになっています。


スケートボードを作っている様子は以下のムービーから。

Crystal Infusion - Inside the molding of a Hydroflex Skateboard. on Vimeo


ボードにはチューブが差し込まれています。


中に高密度の発泡プラスチックを注入。


じわ~と液体が広がっていき……


不思議な模様を描きました。


離れた位置から見るとこんな感じ。


じわじわ広がっていきます。


さらに別の色の液体を注入します。


完成。


スケートボードはさまざまなカラーで展開しています。


スケートボードの種類は3種類。まずはリュックサックに入る大きさのCrilla。お尻の部分に少し角度がついており、360度どこへも向きを変えることが可能。長さ61cm×幅17cmなので、旅行先に持って行く時にも便利です。


Beach Leechはレトロな形のスケートボードはキックテールがあり、簡単なトリックも可能。大きさは77cm×22cmです。なお、Beach Leechは50個限定で名前やロゴを入れることが可能。


3つ目はAnglerで、フリーライドや下り坂に適したスケートボード。ファイバーグラスを通常の2倍使用しており、非常に硬く、柔軟性はあまりありません。大きさは大体91cm×24cmです。


また、アーティストのMartin Nasimさんによってペイントされた限定25個のアイテムもあります。

Martin Nasim - Hydroflex Featured Artist on Vimeo


現在は商品化のために出資を募集している最中。Crillaは90ドル(約9000円)の出資、Beach Leechは110ドル(約1万1000円)、Anglerは230ドル(約2万3000円)の出資でゲットが可能。なお、日本からの出資の場合、Crillaには60ドル(約6000円)、Beach LeechとAnglerには65ドル(約6500円)の送料が別途必要です。


締め切りは日本時間で2013年の11月2日午後9時2分です。

Hydroflex - Hi-Tech Composite Skateboards by Hydroflex Technology — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/hydroflexskateboards/hydroflex-hi-tech-composite-skateboards


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in 動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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