自転車に乗りながら通知・経路案内・走行データなどを表示できるサングラス「Varia Vision」がGarminから登場
GPSナビ端末やドッグマーカーなどの製造・販売メーカーであるGarminが、サングラスに取り付けて後方から接近する自動車の情報・走行速度・スマートフォンの着信やSMSなどの通知を表示できるGoogle Glassのようなサイクリスト向けのインサイトディスプレイ「Varia Vision」を、CES 2016で発表しました。
Garmin | Edge
http://explore.garmin.com/en-US/edge/#varia
Introducing the Varia Vision™ wearable in-sight display from Garmin® » Garmin Blog
http://garmin.blogs.com/my_weblog/2016/01/introducing-the-varia-vision-wearable-in-sight-display-from-garmin-.html
Introducing the Varia Vision™ Wearable In-Sight Display from Garmin® | Garmin Newsroom
http://newsroom.garmin.com/press-release/ces-2016/introducing-varia-vision-wearable-sight-display-garmin
「Varia Vision」を使用するとどのようなサイクル体験が可能なのかは、以下のムービーを見るとよく分かります。
Heads Up with Varia Vision - YouTube
スポーティないでたちのサイクリスト。
装着しているディスプレイ搭載のサングラスがVaria Visionです。
ディスプレイはサングラスの右側に配置されています。レンズに投影するARディスプレイではなく、のぞき込むように見るインサイトディスプレイとなっています。
自転車走行中の速度・距離・時間などの走行データや……
スマートフォンと連携させて通知を確認することも可能。
表示画面は右側のつるにあるボタンをスワイプすると切り替わるとのこと。
「○○フィート先の××通りを右へ」のようにして、移動しながら経路を表示して「ナビゲーション」としても使えます。
走行速度をメーターなどで表示する「グラフィックデータ」や……
「Variaレーダー」の機能により、後方から自動車などが接近すると、ディスプレイの右端に接近を知らせるゲージが出現します。
なお、Varia Visionはあくまでインサイトディスプレイが本体であり、既存のサングラスに取り付けて使用可能で、左右のどちらでも好きな方に取り付けられます。また、バッテリーは約8時間駆動するとのこと。2016年第一四半期(1月~3月)内に出荷が開始される予定で、価格は399.99ドル(約4万7000円)です。
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