バットマンは一体敵を何人倒しているのか数えてみた

DCコミックのダークヒーロー「バットマン」はこれまでに何度も映像化されており、バットマンとスーパーマンの対決を描く映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」が2016年3月に公開予定です。バットマンは凶悪な敵以外は殺さずに倒すというルールを自分に課しているのですが、実際にバットマンが敵を何人殺しているのかを細かくカウントしたバットマンファンが登場しています。

BATMAN Movie Kill Count Supercut - YouTube


1989年の映画「バットマン」で銃を構えた部隊が工場に突入する場面からスタート。

バットモービルの周囲を取り囲み……

銃を撃ちまくります。

なにやら「ウィーン……」という機械音が聞こえて足元を見てみると……

バットモービルのホイール中央から球形の物体がポトリ。

次の瞬間、工場の下層部分から煙がのぼり……

ちゅどーん！この爆発で敵が一気に9人死亡。

次は、保護マスクを装着したバットマンがバットウィングに乗っているシーン。

バットウィングの車体から爆弾を発射！

ジョーカーの手下が潜んでいるパレード用のフロート車に、爆弾が直撃。

激しい爆発によって6人が死亡。この時点でバットマンの手にかかって15人の悪者たちがあの世に葬り去られています。

サングラスをかけた黒人男性が鐘楼の下をのぞいていると……

突如下から伸びてきた足に首をはさまれてしまいます。

首をはさまれたまま頭をゴツン！

鐘突き堂の最上階から落ちてしまいました。

映画「バットマン」のラストは、バットマンが建物の屋根につかまりながら銃を撃つシーン。

反対側の屋根の先にぶらがさっていた敵の足元と屋根をロープで結びます。

必死になって屋根につかまっていたのはバットマンの宿敵・ジョーカーでした。

ジョーカーは屋根から脱出しようとしますが、誤って手を滑らせてしまいます。

はるか下の地面へ墜落してしまいました。

続いては1992年公開の「バットマン リターンズ」から、真っ赤な火吹き男との対決シーン。

バットモービルに搭載されているボタンを押すと……

火吹き男に負けじと、バットモービルのリアから炎を噴射！

自身の炎とバットモービルの炎に包まれて丸焼けになった火吹き男を尻目に、バットマンはさっそうとバットモービルを走らせてその場を去ります。

続いても「バットマン リターンズ」から、サーカス団員の大男とにらみ合うバットマン。バットマンが視線を下に向けると……

大男も目線を下ろします。

なんと、大男のおなかにはダイナマイトが巻き付けられていたのでした。

目を見開いて驚く大男。

ニヤリ。

バットマンが大男に殴りかかり、排水溝へ突き落とします。

排水溝に大男が落ちた途端にダイナマイトが大爆発。

「バットマン リターンズ」のラストでは、バットマンを殺そうとするペンギンに、コウモリが襲いかかります。

ペンギンは後ろに下がりながら大量のコウモリを手で払いのけようとしますが……

窓ガラスに激突。

ガラスを突き破って下へ落ちていきます。

ペンギンはコウモリに襲われながら水におぼれて死亡。

続いてバットモービルに乗ったバットマンがスイッチをポチリ。

敵の乗る車に向かってミサイルが飛んでいきます。

運転席の覆面男は「ああああ！」と叫ぶことしかできません。

車ごと爆発、運転席と助手席にいた2人が死亡しました。

1995年公開の「バットマン フォーエヴァー」では、細い路地をバットモービルがスピードを上げながら爆走。

レバーを引くと……

なんと、バットモービルが建物の壁を垂直に走り始めました。

バットモービルを追いかけていた敵の車は壁に激突。

どかーん！

続いても「バットマン フォーエヴァー」から、ハービー・デント(トゥーフェイス)が細い鉄骨の上でバットマンを追い詰め、おなじみのコイントスを行います。

バットマンがトゥーフェイスに向かって大量のコインを放り投げます。

散乱したコインを必死につかもうとするトゥーフェイス。

しかし、足をつるっと滑らせてしまい……

硝酸の中へ落下。

「ダークナイト」3部作の第1作目「バットマン ビギンズ」では、ヒマラヤの山中にアジトを構える「陰の同盟」の元で修行を終えたブルース・ウェインが、自分が身を置いていた集団の実体をテロ組織だと知り、刀を構えます。

大勢の敵を前にして、目の前の火鉢に挿してあった火かき棒に刃先を引っかけて放り投げます。

すると、飛んでいった火かき棒が火薬庫の上に落下。

保管してあった火薬が大爆発！

敵が一気に吹っ飛びます。

「影の同盟」のボスであるラーズ・アル・グールは命からがら逃げ出しますが……

上から落ちてきた木材に押しつぶされて死亡。

「バットマン ビギンズ」のクライマックスでは、バットマンがモノレールの車内で黒幕のデュカードを拘束。

バットマンは「殺しはしないが、助けもしない」と言い残してデュカードを車内に残したまま去り、列車は線路から落ちてしまい……

ビルの駐車場に車両ごと突っ込んでしまいます。

車のガソリンに引火して大爆発が起き、デュカードは死亡。

2008年公開の「ダークナイト」ではトンネル内でバットモービルが激しいカーチェイスを繰り広げます。

トンネルの天井に車体をぶつけながら清掃車の上を飛び越えるバットモービル。

バットモービルはこの後急ブレーキで方向転換して走り去っていきますが、清掃車の運転手は無事ではなかったようです。

「ダークナイト」のラストでは、ゴードン刑事の子どもがトゥーフェイスの人質にとられてしまいます。

トゥーフェイスがコインを投げて頭上を見ている隙に……

横からバットマンが殴りかかります。

トゥーフェイスは建物から転落して死亡。

新3部作の完結編「ダークナイト ライジング」では市街地を飛ぶ新モービル「バット」が登場。

敵のトラックに弾が命中して炎上。

運転手が銃撃をくらって死亡してしまいます。

ドライバーを失ったトラックは道路の地下に転落。

助手席の女性も死亡してしまいました。

最後は1966年公開の「バットマン」から、バットマンの基地にペンギンが率いる敵がやってくるシーン。

バットマンが敵を蹴って倒すと、なぜか敵が姿を消してしまいます。

バットマンは「俺の一撃で敵がアンチマター(反物質)になっちまったのさ！」と力説。というわけでバットマンは合計45人の敵を殺していたようです。