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ソニーが日本のロボットベンチャーと組んでドローン関連の新会社を設立


ソニーの100%出資による携帯電話メーカー「ソニーモバイルコミュニケーションズ」と、ロボット技術を開発するスタートアップである「ZMP」が2015年8月上旬に自律型無人航空機(ドローン)技術を用いたサービスの開発・提供を行う企業「エアロセンス株式会社」を設立すると発表しました。

ニュース&トピックス | 会社情報 | ソニーモバイルコミュニケーションズ
http://www.sonymobile.co.jp/company/press/entry/2015/0722_1.html


【ZMPはついに空に飛び立つ!】本日、ソニーモバイルコミュニケーションズ様と自律型無人航空機による画像撮影とクラウドによる画像データの処理を組み合わせた、産業用ソリューションを開発・提供するための協業について合意しました!本年8月初旬(予定)に、新会社「エアロセンス株式会社」を設立する予定です。

Posted by 株式会社 ZMP / ZMP Inc. on 2015年7月21日


エアロセンス株式会社はソニーモバイルとZMPが共同出資する合弁会社で、ドローンによる画像撮影とクラウドによる画像データの処理を組み合わせた産業向け技術の開発・製造・販売を行う予定。ソニーが持つカメラ・センシング・通信ネットワーク・ロボット分野における技術や、ZMPが持つ自動運転技術・ロボット技術・産業分野へのビジネス経験などを活かして、測量・調査・管理・点検などの産業向けサービスの提供を2016年から開始するとのことです。

会社概要が以下のようになっており、エアロセンス株式会社の代表取締役にはZMPの代表取締役でもある谷口 恒氏が就任します。


ソニーモバイルはIoT市場の事業展開に注力したいと考えており、ZMPはこれまで陸上で展開していたロボット技術を空のフィールドに広げるという狙いがあり、両社の持つ技術を掛け合わせることで新しいサービスの創出が計画されています。なお、2015年4月にもソニーはZMPに対して約1億円の投資を行った経緯があり、ソニーとZMPの技術を組み合わせた自動運転車が登場するのでは、と報じられていました。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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