ハードウェア

シリーズ最小のキューブ型ボディを採用した新型「GoPro HERO4 Session」が登場


小型アクションカメラの代表格であるGoProシリーズに、デザインを一新したキューブ型ボディを持つ新モデル「HERO4 Session」が追加されました。従来のHERO4 Black/Silverに比べて50%の小型化と40%の軽量化を実現させたモデルではフルHD画質(1080/60p)の動画撮影や8メガピクセルの静止画をキャプチャすることが可能で、シンプルなワンボタン操作で従来モデルよりも簡単に撮影を開始できるようになっています。

GoPro - HERO4 Session - So small. So stoked.
http://jp.shop.gopro.com/APAC/cameras/hero4-session/CHDHS-101-master.html

新しく登場したHERO4 Sessionは、従来のデザインを一新して大幅に小型化を実現したモデルです。手に持つとこのぐらいの大きさで、前方から見たときの形状が正方形になっているのが大きな特徴です。従来のHEROシリーズのような外付けのハウジングを必要とせずに10m防水機能を実現しており、耐久性と防水性に優れたデザインになっているとのこと。


従来モデルと比べ、操作が大幅に簡単になっているのも特徴の1つ。ボディ上部にあるシャッターボタンを軽くワンプッシュするだけで電源が入り、すぐに録画が開始されるようになっているほか、シャッターボタンの長押しだとタイムラプスモードでの撮影が開始される仕組みとなっているとのこと。


HERO4 Sessionでは上位機種であるGoPro HERO4 Black/Siverで可能だった4K動画撮影はサポートせず、1440/30p・1080/60p・720/100pの撮影モードを設定することが可能。HERO4 Black/Silverに搭載されたSuperViewやProtune、Auto Low Light録画モード、「ここだ!」という瞬間にボタンを押してタグを記録して編集時にポイントを探しやすくするHiLight機能などはそのまま使えるようになっています。

また、静止画撮影では8メガピクセル画質でのシングルモード、秒間10コマという高速撮影のバーストモード、そして0.5~60秒の間隔を設定できるタイムラプスモードでの撮影を行うことが可能になっています。

ハウジングなしでも高い耐久性と防水性を備えるボディですが、もちろんさまざまな用途に合わせたホルダーが用意されています。従来のマウントおよびアクセサリーにも対応しているので、すでにGoProシリーズを持っている人は手持ちのアクセサリーをほとんどそのまま使えるのもうれしいところ。


また、「ボールジョイントバックル」を使うと撮影を続けながら方向や角度を自由に調整することも可能になります。


本体の向きを自動で認識して撮影方向を自動修正するAuto Image Rotation機能を搭載しているので、いちいち設定しなおす必要もありません。


本体に液晶ディスプレイは搭載されていませんが、従来モデルと同様に専用リモコンの「スマートリモート2」やスマートフォンの「GoProアプリ」と組み合わせることで、より高度な操作や設定を行えるようになっています。


アクティビティを克明に記録するためには、臨場感のある音声を録音することももちろん重要。HERO4 Sessionにはボディの前後に2個のマイクを搭載し、マイク間の録音をダイナミックに切り替える「デュアルマイクシステム」が採用されており、撮影時の風切り音を軽減する機能が備わっているほか、水辺での撮影時にもクリアな音声収録が可能になっているとのこと。


バッテリーはカメラに直接内蔵されており、満充電状態での撮影時間は最大2時間となっています。


そんなHERO4 Sessionで撮影された映像は、以下のムービーで見ることが可能です。

HERO4 Session: So small. So stoked. - YouTube


The VergeではさっそくHERO4 Sessionのレビューを動画つきで掲載しています。

GoPro's Hero 4 Session is its smallest camera ever | The Verge
http://www.theverge.com/2015/7/6/8887691/gopro-hero-4-session-camera-cube-hands-on

GoPro’s Hero 4 Session is a tiny little cube - YouTube


記者が手に持つのが小型化されたHERO4 Session。本当に小さなボディです。


本体にはシャッターボタンとWi-Fi接続用のボタンがあるだけとなっており、シャッターボタンを軽く押すだけで数秒後には撮影が自動で開始されるようになっています。


シャッターボタンの下には、小さなディスプレイがレイアウトされ、撮影状況やバッテリー残量などを確認することが可能。


専用のハウジングは、指で「パチン」とロックするだけで固定が可能になっており、こちらも簡単に使うことができそう。


本体側面にはMicroSDカードスロットと充電・通信用のコネクターが装備されています。GoProシリーズでは初となるMicro-USB端子を搭載しているのも大きなポイントといえそうです。


GoPro HERO4 Sessionは標準モデルとなる「HERO4 Session」と、サーフボードマウントなどを同梱した「HERO4 Session/Surf」の2つのエディションが用意されており、いずれも日本での価格は5万2000円となる予定。従来機種であるGoPro HERO4 Silverと同一価格となっており、どちらのモデルを選ぶかは用途によって悩ましいところといえそうです。日本での発売時期は7月中旬になる見込みとなっており、以下のグローバルサイトで登録しておくとメールで通知を受け取ることが可能になっています。

GoPro公式ウェブサイト: 世界で最も多才なカメラ


・つづき
小型・軽量化したボディで手軽にフルHDムービーが撮れる「GoPro HERO4 Session」を使ってみた - GIGAZINE

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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