Google謹製のGmailを強化するアプリ「Inbox」が誰でも利用可能に、メール送信の取り消しやリマインダー機能など使ってみた
メールをToDoアプリのように管理できるGoogleの「Inbox by Gmail」はもともと招待制だったのですが、日本時間の5月29日、誰でもインストール可能なアプリとして一般公開されました。メールの誤送信を防ぐUndo機能・署名機能・スワイプアクションをデフォルトで「削除」に設定できる機能、Google Keepとの連携機能など、新たな機能も追加されたため、新規追加された機能の中で動作が確認できるものを、Androidアプリ・iOSアプリ共に実際に使ってみました。
Official Gmail Blog: Thanks to you, Inbox by Gmail is now open to everyone
http://gmailblog.blogspot.co.uk/2015/05/thanks-to-you-inbox-by-gmail-is-now.html
Inbox by Gmail - あなたに役立つ受信トレイ
http://www.google.com/inbox/
まずはiOS版を使用するので、iOS版Inboxダウンロードページで、「インストール」をタップ
インストールが完了したら、「開く」をタップします。
Gmailにログインする必要があるので、「ログイン」をタップ。
ここではアカウントを追加してログインするので、「アカウントを追加」をタップ。
Gmailのログイン画面が表示されるので、Gmailのメールアドレスとパスワードを入力して、「ログイン」をタップします。
チュートリアルが表示されるので、右下にある矢印のアイコンをタップして、チュートリアルを進めます。
チュートリアルが完了したら、そのまま「完了」をタップ。
Gmailの受信トレイが表示されます。通常、メールの受信トレイは件名・差出人が書いてあるだけですが、Inboxの場合は添付された画像やムービーまで表示されるので、メールを開かなくても内容が理解できるようになっている仕様です。
まず送信したメールを取消しできるUndo機能を試してみます。メールを送信するため、右下の赤いアイコンをタップ。
「作成」をタップ。
メールを作成して、右上の送信アイコンをタップ……
すぐにメールの誤送信に気付いたら、右下に表示されている「キャンセル」を押せば送信が止まり、メール作成画面に戻ります。
メール送信をキャンセルできるのは、ほんの数秒なので、瞬時に判断する必要がありました。
次に、署名機能を試すため、受信トレイの左上にある赤枠で囲んだところをタップ。
続いて「設定」をタップします。
メールアカウントが表示されているので、右側のアイコンをタップ。
署名設定の右側にあるアイコンをタップ。
署名の右側にあるON/OFFアイコンをタップ。
署名をONにすると、署名が書き込めるフォームが表示されるので、メールに入れたい署名を入力します。署名のフォームは改行して入力することも問題なくできました。
署名を設定したら、次にメールを送信してみます。
送信したメールを受け取ると、赤枠のような署名になりました。青枠部分にあるハイフン2つは、自動的に入力されるもので、仕様のようです。
続いて、スワイプの削除設定機能を試すため、受信トレイから左上にある赤枠で囲んだところをタップ。
続いて「設定」をタップします。
メールアカウントが表示されているので、アイコンをタップ。
メールの完了時の操作の右側にあるアイコンをタップ。
「ゴミ箱に移動」をタップすれば設定完了。
不要なメールを右にスワイプさせれば、一発でメールが削除できます。
最後に、Google Keepとの連携機能を確認するため、Google Keepを開いてリマインダーを設定。
Inboxの受信トレイに設定したリマインダーが追加されました。
今回は確認できませんでしたが、フライト予約や宿泊予約など旅行のメールをまとめてくれる「Trip Bundles」機能もあります。
その他、タスクが入ったメールを受け取ると自動的にリマインダーに登録してくれる機能、HotelTonight、Eat24の予約情報を表示する機能が追加されました。
◆Android版の操作方法
基本的な操作はiOS版と同じです。まず、Android版アプリダウンロードサイトで「インストール」をタップ。
「開く」をタップ。
「ログイン」をタップ。
Inboxで使用するアカウントを選択。
受信トレイが表示されます。
メールの送信をキャンセルするUndo機能をチェックしてみます。右下の赤いアイコンをタップして、「作成」をタップ。
メールを作成して、右上の赤枠のアイコンのタップ。
誤送信に気づいたら「キャンセル」をタップします。これでメールの誤送信を回避できるわけです。
次に、メールの署名設定を試してみます。受信トレイから左上のアイコンをタップ。
「設定」をタップ。
使用しているアカウントのメールアドレスをタップ。
「署名設定」をタップします。
署名の右側にあるON/OFFのアイコンをタップ。
署名を入力するフォームが表示されるので、署名を入力。
署名がどう表示されるかメールを試しに送ってみます。
実際にメールを受け取ると、署名は赤枠で囲まれた部分のように表示されました。
次に、スワイプアクションでメール削除を一発で行える設定をしてみます。受信トレイから左上のアイコンをタップ。
「設定」をタップ。
使用しているアカウントのメールアドレスをタップ。
「メールの完了時の操作」をタップします。
「ゴミ箱に移動」をタップ。
以上で、メールを右にスワイプさせると、メールを一発で削除できるようになります。
Google Keepとの連携機能を確認するので、Google Keepでリマインダーの設定をします。
InboxのリマインダーにGoogle Keepで設定した内容がちゃんと反映されました。
なお、Inboxの基本的な使い方は、以下の記事が参考になります。
Googleの新メールアプリ「Inbox」をさっそく使ってみました - GIGAZINE
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