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地震速報を受けると照明や暖房器具を避難に最適なモードに自動で変更してくれる「お知らせビーコン」


地震や津波などの災害情報は即座にスマートフォンや携帯電話に送信されますが、緊急速報を家電製品にも受信させることで、万一の災害発生時にすみやかに避難行動をとることができると考えられます。そんな家電に各種情報を送受信させられる組み込みシステムがアプリックスの「お知らせビーコン」です。

お知らせビーコン | 株式会社アプリックス
http://www.aplix.co.jp/?page_id=11406

ワイヤレスジャパン2015のBluetooth関連ブースの中に……


アプリックスのコーナーがありました。


アプリックスの組み込み情報端末「お知らせビーコン」は、家電製品に組み込むことでBluethoothを使ってスマートフォンと情報をやりとりできるようになります。


お知らせビーコンを使えば照明をスマートフォンで操作可能になります。例えば、リモコン代わりに照明を操作したり、起床/就寝時間に合わせて照明を設定したりでき、さらにBluetoothがONになっている状態で部屋に入ると自動的に照明を点灯させたりできます。つまり、お知らせビーコンは家電製品を「スマート家電」に変更させられるデバイスというわけです。


そのお知らせビーコンが防災情報に対応したとのこと。


日中に緊急速報が出された場合は照明が点滅して警告し、夜間には消灯状態の照明を自動的に点灯させて周囲を確認できるようになるので、スムーズな避難に役立つとのこと。


緊急速報を受信して状況に応じて照明を変化させる様子は以下のムービーで確認できます。

「お知らせビーコン」搭載照明を緊急速報に連動させて点灯させる様子 - YouTube


お知らせビーコンはほとんどの家電製品に組み込むことが可能。例えば電動ヒーターにお知らせビーコンを搭載することで……


スマートフォンが離れたことを検出して自動的に暖房をOFFにすることができます。もちろん緊急地震速報が出されると自動的に暖房をOFFに設定することも可能。


お知らせビーコンをフィットネスマシーンに組み込むこともOK。


腹筋マシーンの可動部にお知らせビーコンをセットすることで……


運動の記録をスマートフォンで自動記録できるようになります。


スマートフォンにログを蓄積することももちろん可能です。


お知らせビーコンはBluetoothで通信できるモバイル端末であれば使えるので、例えばフィットネスクラブのマシーンに搭載したお知らせビーコンから複数人がデータをやりとりすることもでき、Android・iOSなどどんなモバイル端末にもアプリで対応可能です。


アプリックスのお知らせビーコンを組み込んだスマート家電は2015年内に市販化される予定です。

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in 取材,   モバイル,   ソフトウェア,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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