「iPhone 6c」かもしれない端末が誤って一瞬だけApple Storeに登場、画像はコレ

Appleが2015年にも登場する次期モデルとして開発を進めているとみられる「iPhone 6c」(仮称)らしき端末の画像が、Apple Storeのページに誤って掲載されていたことがわかりました。

Apple Accidentally Posts Photo Of New iPhone - Forbes
http://www.forbes.com/sites/gordonkelly/2015/05/22/new-iphone-photos-apple-website/

Apple Storeに一瞬だけ掲載されていたという画像がこちら。ピンク色の樹脂製背面カバーやサイドボタンなど、iPhone 5cの特徴をそのまま引き継いだような外観ですが、画面の下部にあるホームボタンがiPhone 5s以降に搭載されているTouch IDに酷似しており、5cなどのホームボタン上にあった四角マークが消えていることがわかります。また、下に表示されているLightning Dockの大きさとの比較や、ホーム画面上に表示されているアプリアイコンが縦6列であることから、画面サイズはiPhone 5cと同等の4インチになっている模様です。

この画像は、Apple Store UKのサイト内で販売されているiPhone Lightning Dockのイメージ画像の1つとして掲載されていたもの。掲載直後から、サイトを見た人から次々に情報が広まったのを受け、Apple Store UKはすぐに画像を削除。記事作成時点で確認したところ、サイトではiPhone 5cを使った画像が表示されていました。

iPhone Lightning Dock - Apple Store (UK)

この通り、Touch IDだったホームボタンが従来型のものに変わっていることがわかります。

今回の一件で興味深いのは、この画像が外部の情報サイトではなく、Apple自身のサイトに掲載されていたことといえます。外部の人間が公開した予想イラストのようなものではなく、Appleが直々に用意している端末画像ということになるため、その信ぴょう性がいかほどのものになるのか、気になるところです。はたしてこの機種が、iPhone 6シリーズに搭載されているA8チップを搭載する「iPhone 6c」となるのか、もしくは現行型iPhone 5cにTouch IDを搭載しただけのマイナー改良版になるのかは記事作成時点では不明。さらにいえば、不調が伝えられていたiPhone 5cの後継機種が果たして発売されるかどうかを巡っても、さまざまな意見が飛び交うものと考えられます。

仮にこの機種が加わると、iPhoneシリーズは3サイズの画面が並ぶラインナップ構成になるとも予想されます。世界的に好調が伝えられるiPhoneだけに、次の一手がどのようなものになるか関心の集まるところです。