Windows 10の新プレビュー版は早くも来週中に登場、そしてスマホ向けWindows 10の登場時期も判明

Windows 7、Windows 8/8.1からの無償アップデートが発表され、Windowsのビジネスモデルを大きく変革する存在であることが確実となった次期OS「Windows 10」のプレビュー版が早くも来週登場することが判明しました。

New Windows 10 preview comes to PC next week, to phones in February | Ars Technica
http://arstechnica.com/information-technology/2015/01/new-windows-10-preview-comes-to-pc-next-week-to-phones-in-february/

Microsoft: Yes, we're launching new "flagship Windows phones" this year - Neowin
http://www.neowin.net/news/microsoft-yes-we039re-launching-new-flagship-windows-phones-this-year

Microsoftのテリー・マイヤーソンOS担当上席副社長が2015年1月21日に開催されたMicrosoftのWindows 10イベントで、次期OS・Widndows 10のプレビュー版の最新モデルを来週にもリリースすることを明らかにしました。これは、Microsoft Insider Programに参加することでWindows 10の最新バージョンを発売前に試用できるというもので、Windows 10イベントでデモが披露されたWindows 10に早くも触れられるようになります。なお、新しいプレビュー版Windows 10が、従来のWindows 10テクニカルプレビュー版から自動アップデート可能かどうかについての言及はなかったとのこと。

また、マイヤーソン上席副社長はスマートフォン用のWindows 10のプレビュー版のリリース時期についても話しており、「NFLのスーパーボウルの後」とのことなので、2015年2月1日以降にすみやかにリリースされることが予想されます。

さらに、マイヤーソン上席副社長は「2015年の後半にMicrosoft製の素晴らしいハードウェアをリリース予定であり、その中にはWindows Phoneが含まれている」と明言しており、新型Surfaceや、新型Windows Phoneとして昨年末に販売終了となったLumia 1020の後継フラッグシップ機の登場も期待できそうです。

すでに現地から最新版Windows 10を操作するムービーが続々アップされています。これはThe VergeによるSurface Pro 3を使ったWindows 10のデモムービー。

Windows 10 hands-on: a snappier, faster Microsoft - YouTube


従来のWindowsと同じくウィンドウを中心とするデザイン。スタートメニューも復活しています。

タブレットとの互換性を重視したタイル型のサムネイル表示にも対応。

フルスクリーンだとこんな感じで、フラットデザインなのはWindows 8/8.1と同様。

チャーム機能は一列表示のバーからより多くのアイコンを配置できるように進化しているようです。

タッチパネルに対応するSurface Pro 3でのマルチタッチ操作は極めて俊敏。ウィンドウのサイズ変更や分割表示も自由自在で、サクサクと快調に動いているのが確認できます。

一方、タブレット端末を使ったモバイル版のWindows 10はこんな感じ。

Windows 10 for tablets: it's a lot like the desktop version - YouTube


縦でも多くのタイルを表示可能。ウィンドウではなく大きなタイル状のサムネイルでマルチタスクを実現します。

Windows Phoneやタブレットにもデスクトップ表示を採用。もちろん、PC版と同様にバーチャルデスクトップ機能も動作しています。