操作する四角形がどんどん入れ子になって最後は全てがゲシュタルト崩壊するクリア不可能ゲーム「Entire Screen of One Game」

極端なゲームバランスや、開発者側も想定していなかったようなコンボのおかげで難易度が激ムズになってしまうゲームがありますが、そもそもクリアするという概念が存在せず、「これはただあなたの心を破壊するためだけに存在します」という恐ろしい文言が書かれたゲームが「Entire Screen of One Game」です。
Entire Screen of One Game
http://entire.spacebar.org/
実際に「Entire Screen of One Game」をプレイしてみた様子は以下のムービーで見られます。
クリア不可能ゲー「Entire Screen of One Game」をプレイするとこんな感じ - YouTube
ページを開くと速攻でゲームがスタート。

どんどん黄緑色のスペースが大きくなっていき……

青色の四角がぽとり。この青色四角はプレイヤーが操作できるもので、矢印キーで左右に移動、スペースキーでジャンプが可能です。

青色がそこそこ小さくなってきたところで「なるほどこれをこんな感じで動かせば良いのか……」と理解できる感じ。

そして次第に小さくなっていく青色。

めげずに操作しているところで……

画面の外側に赤色が出現。

そして徐々に赤色のスペースが大きくなっていき……

これくらいまでくると、いつのまにか黄緑色の四角を自分が操作していることに気づきます。

「あれ、おかしいな?」と、気を取り直して黄緑四角を操作。

操作する四角が小さくなると、どんなフィールドの上を四角が移動しているのかが分かるようになります。

「ふむふむ、こんな場所があったのか」といった具合に未知のスペースに向かってジャンプ。

青色の枠が出現しましたが、まだ黄緑の四角を操作可能。

まだまだ黄緑四角が自由に操作できます。

まだ……いける……

このくらい小さくなっても自分が押したキーに反応して四角(この場合黄緑の四角)が動くのですが、結局最後は自分の操作していた四角が見えなくなってしまい操作を断念することになります。

そして、操作していた四角にお別れを言う暇もなくいつのまにか次の四角を動かしていることも……。

しばらくプレイしていると、操作している四角と同じサイズの四角が複数出現したりもします。

そして時間が経つにつれて徐々に自分が何を操作しているのか分からなくなっていく、というわけ。

つい数秒前まで必死に何かを動かしていたような……?

自分がどちらの四角を動かしているのか分からない……。

といった具合に自分の操作している四角が分からなくなるところから始まり、次第にゲームをしているのかどうかすら分からなくなってしまい、「そもそも今、何しているんだっけ?」といった風に何もかもが分からなくなってしまう、という恐ろしいゲームが「Entire Screen of One Game」なわけです。

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in レビュー, 動画, ゲーム, Posted by logu_ii
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