同スペックならAndroidよりWindowsPhoneの方がバッテリーが長持ち
HTCは新たに「HTC One (M8) For Windows」の発売を発表しました。以前よりAndroid版は販売されており、同スペックのスマートフォンを2つのOSから選択可能になったというわけですが、Android版は連続待受時間が496時間のところ、WindowsPhone版は528時間であるなど、WindowsPhone OSの方がバッテリー効率に優れていることが判明しています。
When the specs are the same, Windows Phone has better battery life than Android - Neowin
http://www.neowin.net/news/when-the-specs-are-the-same-windows-phone-has-better-battery-life-than-android
HTC One (M8)のハードウェアのスペックは以下の通り。
・サイズ:146.36×70.6×9.35(mm)
・ディスプレイ:5インチのフルHD(1080p)ディスプレイ
・CPU:Qualcomm Snapdragon 801 2.3 Ghz クアッドコアプロセッサ
・ストレージ:16GB/32GB、Micro SDで128GBまで拡張可能
・RAM:2GB
・通信方式:2G/2.5G/3G(WCDMA)/CDMA/4G(LTE)
・バッテリー容量:2600mAh
なおWindowsPhone版は無料でOneDriveストレージが15GB使用可能です。2つのハードウェアとしてのスペックは全く同じなのですが、公式サイトに記載されている連続通話時間はAndroidが3Gで20時間、連続待受時間が3Gで496時間となっており、一方でWindowsPhoneなら連続通話時間が22時間、連続待受時間が528時間となっています。Windowsプラットフォームの開発者Ginny CaugheyさんはTwitterで「『AndroidはWindowsPhoneよりパワフル』って言われるけど、それは『消費電力が大きい』ということ」とツイートしており、Android OSはWindowsPhone OSに比べて、バッテリー効率が約10%劣っていることが指摘されています。
バッテリーの持ちはスマートフォンを選ぶにあたって重要な要素であるため、今後もHTC One (M8)のように2種類のOSでスマートフォンが発売されることがあれば、参考になりそうです。
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